日向坂46 加藤史帆&小坂菜緒、寄り添いあう二人の関係性 グラビアから滲み出るお互いへの信頼

 日向坂46の加藤史帆と小坂菜緒が5月19日発売の『週刊少年マガジン』25号の表紙&巻頭グラビアに登場した。

センターのバトン

 5月26日に発売される最新シングル『君しか勝たん』のセンターを務めることとなった加藤史帆。改名前のけやき坂46時代の2018年8月、欅坂46の7thシングル『アンビバレント』の収録曲として発表された『ハッピーオーラ』以来の抜擢となる。

 日向坂46に改名後は、デビューシングルから4作連続で小坂菜緒がセンターを務めてきた。その間、加藤史帆はフロントメンバーとして、常にセンターの小坂菜緒と同じ列に立ち続けてきた。そして、2020年9月に発売された日向坂46初のアルバム『ひなたざか』のリード曲で、佐々木美玲が日向坂46の楽曲で初めてセンターを務めた際、加藤史帆と小坂菜緒はセンターを挟んでシンメトリーを担った。

 新たに引き継がれるセンターのバトン。2019年3月のデビューから早くも2年が経とうとしているなか、センターが変化し、グループはどう変化していくのだろうか。また、ともにグループを引っ張ってきた二人の関係性は……。

新センターと絶対的エースの絆

 新センター・加藤史帆と絶対的エース・小坂菜緒の爽やかなグラビアは、支えあい、寄り添いあう二人の関係性が感じられるシンプルな構成となっている。日向坂46のイメージカラーである空色に包まれて、手を合わせたり、互いを思いあったり。自分にないものを持っていて、自分の個性的な部分を理解してくれる存在。特別な言葉はなくても、写真から二人が信頼しあっている様子が強く伝わってくる。センターは変わっても、二人の関係性は変わらないのだろう。

 センターに立つこと、より目立つポジションでパフォーマンスをすること。個人の胸の内で目標として掲げることはあっても、日向坂46では、誰がどこに立っていてもみんなで日向坂46だという印象を受ける。雲ひとつない広い空を見上げて、輪になって、みんなで手を繋いでいるような。大きな舞台を目指して、みんなで駆け抜けていくような。もちろん、センターに立つ責任感やプレッシャーはあるだろうけれど、後ろからそっと支えてくれる頼もしい仲間がいるからこそ、堂々と真ん中に立つことができる。センターを担う二人の表情には、互いの信頼関係だけにとどまらず、日向坂46に流れる”思いあう空気感”までもが漂っているように見える。

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