SFファンも注目の『小説 BATTLE OF TOKYO』 1年半ぶりのプロジェクト再始動に期待高まる

『小説 BATTLE OF TOKYO』への期待

 人気SF作品を多数手がけてきた佐藤大、月島総記らが物語を手がけている点も、特筆に値するだろう。SF最高の名誉であるヒューゴー賞をアジアで初めて受賞して、全世界で注目された中国人作家・劉 慈欣の『三体』をはじめ、中国系アメリカ人作家のテッド・チャンによる16年ぶりにして2作目となる短編集『息吹』、国内では伴名練による『なめらかな世界と、その敵』が大ヒットするなど、近年は世界的にもSF小説が盛り上がりを見せているが、注目のクリエイターがタッグを組んだ『BATTLE OF TOKYO』もまた、そうした潮流にマッチした作品として、LDHファンのみならず多方面から注目を集めそうだ。予約販売期間中にも関わらず、Amazonの本カテゴリーで売れ筋ランキング1位となったのは、その期待の表れと言えるだろう。表紙にはVol.1と表記されているのが確認できるので、壮大なSF大作となる可能性も高そうだ。

 小説の発売が発表された翌日からは、「BATTLE OF TOKYO」公式SNSで発売までのカウントダウンもスタートしている。合わせて、「BATTLE OF TOKYO」のキャラクターであろう、MAD JESTERSのSherRockらしき後ろ姿の画像もアップされていることにも注目されたい。「BATTLE OF TOKYO」のキャラクターのイメージが公開されるのは初めてであり、そのデザイン性の高さから、早くもアニメ化を期待する声も挙がっている。

 いよいよ本格始動する「BATTLE OF TOKYO」は、一体どのような物語を紡ぐのか。『小説 BATTLE OF TOKYO』の発売が待ち遠しい。

■書籍情報
『小説 BATTLE OF TOKYO vol.1』
著者:月島総記
発行元:角川文庫
価格:640 円(税別)
発売日:2021年2月25日(*地域・店舗により若干異なります)

【予約販売サイト】
<Amazon> https://www.amazon.co.jp/dp/4041026466/
<カドカワストア> https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322006000130/

●著者プロフィール <月島総記>
小説家、シナリオライター。『emeth〜人形遣いの島〜』で第 3 回スクウェア・エニックス小説大賞に入 選し、2007 年に小説家デビュー。『巴里の侍』で第 1 回ダ・ヴィンチ文学賞 A.S.ゼロワングランプリ大 賞を受賞。同作は宝塚歌劇団で『Samourai』としてミュージカル化された。ライター集団「チーム月島」 代表を務め、ゲーム・アニメのシナリオも多数手がける。他の著書に『INGRESS THE ANIMATION ― NOVELIZED―』『ファイナルファンタジー零式 Change the World』など。

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