『紅白歌合戦』2026年出場者予想 =LOVE、EBiDAN、CUTIE STREET……初出場なるか 中森明菜やピンク・レディーの返り咲き期待も

『紅白歌合戦』2026年出場者予想

 大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)。2026年の第77回は「こえていこう、歌とともに。」がテーマだ。昨年はHANA、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、M!LK、&TEAMらが初出場し、ヒット曲から長年親しまれてきた名曲まで、幅広い楽曲が披露された。今年もストリーミングでの支持やライブ動員などを手がかりに、出場歌手の顔ぶれを予想してみたい。

 女性アイドルグループでまず名前を挙げたいのが、=LOVEだ。昨年は楽曲「とくべチュ、して」がロングヒットし、今年は「劇薬中毒」がグループ史上最速でMV1000万回再生を突破。6月にはMUFGスタジアム(国立競技場)でライブを開催して2公演ともにチケットを完売させ、約13万2000人を動員した。Juice=Juiceも初出場を期待したいグループのひとつ。「盛れ!ミ・アモーレ」がSNSをきっかけに拡散されて話題となり、『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)で披露した際にはその歌唱力に称賛の声が集まり、「THE FIRST TAKE」への登場でも話題を集めた。そのため、おのずと『紅白』初出場への期待は高まる。

=LOVE(イコールラブ)/ 18th Single『とくべチュ、して』【MV full】
Juice=Juice『盛れ!ミ・アモーレ』Promotion Edit

 KAWAII LAB.勢では、昨年初出場したFRUITS ZIPPER、CANDY TUNEの連続出場が期待されるなかで、初出場候補のCUTIE STREETは、アニメ『ポケットモンスター ワンダーボヤージュ』(テレビ東京系)のエンディングテーマ「キュートなキューたい」がBillboard JAPANの総合ソングチャート「JAPAN Hot 100」で首位を獲得(※1)。2024年リリースのヒット曲「かわいいだけじゃだめですか?」は、韓国の音楽番組でも披露され、話題をさらった。またHANAは、「Blue Jeans」「ROSE」がBillboard JAPANの上半期総合ソングチャートでそれぞれ5位、7位を記録(※2)。昨年のヒット曲が今年も聴かれ続けており、連続出場の可能性は高そうだ。

【MV】CUTIE STREET「キュートなキューたい」
HANA / ROSE -Music Video-

 坂道グループでは、昨年まで11年連続で出場している乃木坂46が今年も有力だろう。一方、昨年は乃木坂46のみが出場しただけに、櫻坂46と日向坂46の返り咲きにも期待したい。櫻坂46は全国6都市を巡るアリーナツアーを開催し、この11月にはZOZOマリンスタジアムでの6周年ライブを控えている。日向坂46は五期生の大野愛実が初センターを務めた16thシングル『クリフハンガー』で初週売上自己最多記録を更新(※3)。2021年以来となる坂道3グループの揃い踏みが実現するのかも焦点だ。昨年20周年を記念したヒット曲メドレーで6年ぶりに『紅白』へ復帰したAKB48。今年は新エースの伊藤百花がシングル『名残り桜』『好きish』で2作連続表題曲センターを務め、『好きish』は初週76万枚以上を売り上げた(※4)。伊藤を中心に新たな勢いを見せているだけに、連続出場も十分に考えられる。

日向坂46『クリフハンガー』MUSIC VIDEO
好きish / AKB48 68th Single【公式Music Video】

 男性グループでは、M!LKの連続出場が現実的だろう。昨年「イイじゃん」で初出場を果たし、今年は「好きすぎて滅!」がBillboard JAPANの上半期総合ソングチャートで2位、「爆裂愛してる」が6位を記録。ひとつのヒットで終わらず、新たなヒット曲を生み出し続けていることが強みだ。昨年初出場の&TEAMは、今年アジア11都市を巡るツアーを開催。4年連続出場のBE:FIRSTもアメリカデビューを果たすなど、引き続き有力候補に挙がる。STARTO ENTERTAINMENTからは、昨年は3年ぶりにKing & Prince、SixTONESが出場している。

M!LK - 爆裂愛してる (Official Music Video)
&TEAM 'FIREWORK' @ 第76回NHK紅白歌合戦
King & Prince「Theater」MV

 今年はここに、ほかの事務所所属グループが加わるかも気になるところだ。初出場組では、結成5周年に初の東京ドーム公演を実現したINIに期待したい。9thシングルのタイトル曲「You Know What To Do」は、Billboard JAPAN「JAPAN Hot 100」で首位を獲得(※5)。『Venue101』(NHK総合)には番組最多となる14回の出演を重ねており、NHKとの接点も多い。M!LK、超特急らを擁するEBiDAN勢も、8月に『Venue101』へ出演。「Yes! 東京」のバイラルヒットも追い風となり、有力候補の一組だろう。純烈の酒井一圭がプロデュースするモナキは、デビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」がSNSで拡散され、『TikTok上半期トレンド大賞2026』大賞を受賞。『現代用語の基礎知識 選「2026 T&D保険グループ新語・流行語大賞」』にもノミネートされたばかりだ。歌謡曲の親しみやすさとSNSでの話題性を兼ね備えた存在として、初出場の可能性は十分にある。

INI|'You Know What To Do' Official MV
EBiDAN(恵比寿学園男子部) 「Yes! 東京」 MUSIC VIDEO
モナキ - ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど(Official Music Video)

 今年の音楽シーンを振り返るうえで、外せないのが米津玄師だ。「IRIS OUT」がBillboard JAPANの上半期総合ソングチャートで首位を記録し、新曲「烏」は「2026 NHKサッカーテーマ」に起用。つい先日には、「Lemon」のMVが10億回再生を突破する快挙を成し遂げた。

米津玄師 - 烏 Kenshi Yonezu - Karasu
Kenshi Yonezu - Lemon (Live) Music Video 10億回記念 🍋 Celebrating 1 Billion Views

 サカナクションは、楽曲「怪獣」のヒットを受け、昨年12年ぶりに『紅白』へ復帰し、今年は2012年の楽曲「夜の踊り子」がSNSをきっかけにリバイバルヒット。Fujii Kaze(藤井 風)はアルバム『Prema』を携え、国内外でドーム&スタジアムツアーを展開中だ。Vaundyも4大ドームツアーを開催し、10月以降は2021年リリースの楽曲「しわあわせ」が再び各種チャートに躍り出るなど、いずれも有力な候補と言えるだろう。

サカナクション / 夜の踊り子 -Music Video-
Fujii Kaze - Prema
しわあわせ / Vaundy : MUSIC VIDEO

 初出場候補では、「結び」のヒットが現在進行中で目覚ましいAyumu Imazu、「運命さがし」がSNSを中心に広まり、全国アリーナツアーも完売させたマカロニえんぴつが挙がる。始動時の注目もさることながら、楽曲「ありふれた世界の果てに」がヒットを続けているAwich、CHICO CARLITO、ONE OK ROCK、Paleduskによる音楽プロジェクト・YAOも異色の存在だ。一方、再出場組ではデビュー30周年を迎えたT.M.Revolutionも気になる。「HOT LIMIT」の「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスが話題を呼び、実現すれば2014年以来12年ぶりの出場となる。ソロデビュー50周年の高中正義も、ワールドツアーの全13公演を完売させ、海外の若い世代にまで支持を広げている。

Ayumu Imazu - 結び [Music Video]
マカロニえんぴつ「運命さがし」(Official Audio)
YAO - ありふれた世界の果てに (feat. Awich, CHICO CARLITO, ONE OK ROCK & Paledusk) [Official Music Video]
T.M.Revolution - HOT LIMIT / THE FIRST TAKE

 そして、Mrs. GREEN APPLEは今年の前期に放送された連続テレビ小説『風、薫る』(NHK総合)の主題歌「風と町」を、YOASOBIは現在放送中の『ブラッサム』(NHK総合)の主題歌「咲き誇れ」を担当。朝ドラの主題歌は普段そのアーティストの音楽に触れる機会が少ない世代にも届きやすく、『紅白』ではドラマの出演者を交えた演出も考えられる。メジャーデビュー10周年のあいみょんは、7月に地元・兵庫県の阪神甲子園球場で記念ライブを開催し、9月には初のベストアルバム『AIMYON BEST ALBUM - 唇を追え! -』を発売。周年イヤーを締めくくる『紅白』への出場が決まれば熱い。

Mrs. GREEN APPLE「風と町」Official Music Video
YOASOBI「咲き誇れ」Official Music Video / NHK連続テレビ小説『ブラッサム』主題歌
あいみょん - マリーゴールド【10th Anniversary short ver.】

 個人的には羊文学も推したい。『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』では「声」が「最優秀オルタナティブ楽曲賞」を受賞し、バンドとしても「最優秀オルタナティブアーティスト賞」に輝いた。さらに、今年は初の全国ホールツアーを開催し、来週11月10日、11日には国立代々木競技場 第一体育館での2公演を控えている。音楽賞での評価に加え、ライブの規模も着実に拡大しており、初出場を予想したい一組だ。

羊文学 - 声 (Official Music Video) [月9ドラマ『119エマージェンシーコール』主題歌]

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