Snow Man『Snow Mania S1』から5年 広げた“らしさ”を束ねる『AMENITY』、「show time...」に見る現在地

多彩な魅力をひとつの“ショー”へ 『AMENITY』で開く新たな扉

 こうした5年間を経て届けられるのが、6thアルバム『AMENITY』だ。同作は、架空のホテル「HOTEL ALL SUITE」を舞台に、Snow Manが“案内人”=ホテルマンとなってリスナーを音楽でもてなすという世界観を持つ。しかも今回は楽曲だけでなく、衣装、MV、ビジュアル、パフォーマンスなどが作品を取り巻く“アメニティ”となり、「HOTEL ALL SUITE」というひとつの世界観を構成している。つまり、これまでのアルバムがSnow Manの表現の幅を提示するものだったとすれば、『AMENITY』ではその要素を組み合わせて、ひとつの世界観を“体験”させるところまで進化している。さまざまな表現を持っているだけでなく、それらをひとつのエンターテインメントとして設計できることこそが、現在のSnow Manの強さなのだろう。

Snow Man 6th Album 'AMENITY' -Teaser

 そして、その現在地を象徴する楽曲のひとつが、収録曲「show time...」だ。その名の通り、同曲は“ショー”を感じさせるビッグバンドサウンドが印象的な楽曲。だが、パフォーマンスが加わることでさらに魅力が増している。

Snow Man 'show time...' Music Video

 実際、MV、Dance Practice、SnowMotion Studio、8月31日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)、9月10日放送の『STAR』(フジテレビ系)などで披露されてきたが、その度に衣装やステージ演出、カメラワークなどが変化し、同じ楽曲でありながら異なる表情を見せていた。曲がショーになるのではなく、Snow Manがその曲を何度でも新しいショーへと作り変えていく。こうして楽曲そのものの魅力だけでなく、披露する場所や演出によって新しいエンターテインメントとして成立させられるのは、この5年間で培ってきた表現力がSnow Manにあるからこそだろう。

Snow Man 'show time...' SnowMotion Studio

 5年前に『Snow Mania S1』が示したのは、「Snow Manにはこんなにもさまざまな魅力がある」という事実だった。そこから5年。『AMENITY』で見えてくるのは、その魅力を並べるだけではなく、組み合わせてひとつの世界として届ける力だ。

 音楽性が増えた、表現力が上がった、パフォーマンスが進化したというだけではなく、Snow Manはこの5年で自分たちが持つたくさんの要素をひとつのエンターテインメントとして設計する力を身につけたのだ。楽曲、衣装、ダンス、演出。そのすべてを掛け合わせて“ショー”を作る現在のSnow Man。さらに5年後、彼らはどんな進化を遂げるのだろうか。ますます目が離せない。

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