TWS、“トレンドを生み出す者”となった現在地『NO TRAGEDY』 ハッピーエンドを切り拓くメッセージ

 TWSが、5thミニアルバム『NO TRAGEDY』を4月27日にリリースした(日本での発売は5月4日)。韓国での先行予約数は116万枚を突破し、発売前から大きな期待を集めていた本作。前作『play hard』のタイトル曲「OVERDRIVE」がヒットして以降、初のリリースとなる作品でもあり、“トレンドを生み出す者”となったTWSの現在地を示す作品とも言えるだろう。

 これまでにTWSが掲げてきた“Boyhood Pop”は、瑞々しい青春像を描くことで多くの共感を集めてきた。しかし、今作ではそこに少し変化が生まれている。「これが自分たちのポップスである」と言い切るような、過去の作品のヒットによって裏打ちされた自信が、作品に表れているのだろう。サウンド面においても、ハウス、ハイパーポップ、R&B、ブームバップHIPHOP、ファンク、ロックなど多彩なジャンルが取り入れられている。もちろん、これまでもジャンルを越境するアプローチは見せてきたが、本作ではその多面性がより色濃くなっており、TWSの進化を感じさせる作品になっている。

SHINYU
DOHOON
YOUNGJAE

 アルバムタイトルの『NO TRAGEDY』が示す通り、本作の軸にあるのは「悲劇を選ばない」という意思だ。名作『ロミオとジュリエット』に書かれたフレーズが「star crossed lovers」(星に翻弄された悲運の恋人たち)であったのに対し、彼らは本作でそれを「star crushing lovers」(星を打ち砕いて突き進む恋人たち)へと書き換えている。運命に従うのではなく、自らの手で愛を掴み取る――そんな能動的なロマンスが、アルバム全体を貫いている。

HANJIN
JIHOON
KYUNGMIN

 タイトル曲の「You, You」は、その象徴とも言えるナンバーだ。ハウスを基調にR&Bの要素を取り入れたサウンドで、現在のトレンドを的確に捉えながらも、あくまでTWSらしい軽やかさを保っている。繰り返される〈Dda-rum〉のフレーズにあわせて肩と足を動かすポイントとなる振り付けは、“アンタルチャレンジ”に続く新しいヒットも予感させる。また、本曲ではDOHOONが作詞に参加。相手への恋心をストレートに綴った歌詞が、アルバムで描かれる2人の物語がここから加速していくことを想起させる。

TWS (투어스) '널 따라가 (You, You)' Official MV

 ほかの収録曲も見ていくと、本作がひとつの物語として丁寧に構築されていることがわかる。JIHOON、YOUNGJAE、DOHOONが作詞に参加した1曲目の「All the Possibilities」は、「君が望むならどんな姿にもなれる」という自信を歌った一曲。繰り返される〈Think about you〉(君のことを想う)のフレーズが、洗練されたシンセサウンドも相まって恋のときめきを表すように華やかに響きわたっている。

 全編英語詞の「Why You So Bad?」では、思い通りにならない恋のもどかしさもポップに昇華されている。ドリーミーな音像のなかで〈Our love is magic〉(私たちの愛は奇跡)〈No fairytale ends tragic〉(悲劇で終わるおとぎ話にはしない)といったフレーズが響き、運命を切り拓いていくという強い意志を感じさせる。6人の繊細なボーカルが、恋の切なさとときめきを同時に描き出しているのも印象的だ。

 「Get It Now」は、TWSのワイルドな一面を感じさせる。ブームバップHIPHOPを軸にパンクやロックの要素を大胆に取り入れたサウンドは、荒々しくも自由なエネルギーを放ち、退屈な日常や他者の視線から解き放たれ、“君”と“僕”だけの世界へと踏み出していく衝動がダイレクトに伝わってくる一曲だ。

 「Fire Escape」では、YOUNGJAEが作詞に参加。タイトルは、日本語では“非常階段”、“火災避難設備”を意味する言葉だ。一方で、この曲では単なる逃避ではなく、悲劇のなかの救いとなってくれた君への確信というポジティブな響きを持つ。幻想的なシンセと疾走感のあるビートが重なり合うことで、暗闇のなかでも前に進んでいくような感覚が生み出され、時にささやくようなボーカルも楽曲への没入感を高めている。

 アルバムのラストを飾るのは、「Back To Strangers」。HANJINとJIHOONが作詞に参加し、「すべてが最初に戻ったとしても、結局またお互いを選ぶだろう」という想いが綴られている。シンプルなギターループから徐々に広がっていくサウンドは、感情の奥行きを丁寧にすくい上げていくようで、アルバムを聴き終えた後も静かな余韻を残す。どこか儚さを帯びながらも、相手への変わらないまっすぐな心情を感じさせる楽曲だ。

 『NO TRAGEDY』は、清涼感はそのままにTWSの新しい姿、新たなチャプターの幕開けを告げる作品だ。そして、ハッピーエンドを切り拓くそのメッセージは、アルバムの物語にとどまらず、グループの未来とも重なって見える。

 2024年1月のデビューから2年、言葉通り走り続けてきたTWS。ヒットを経て“Boyhood Pop”を確立した今、グループは次のフェーズへと足を踏み入れている。彼らの一歩一歩が、また新しいトレンドとして形になっていく――。そんな予感を、本作は抱かせるのだ。

■商品URL
5th Mini Album『NO TRAGEDY』
発売中

配信URL:https://TWS.lnk.to/no-tragedyPR

・一般盤
形態:2形態(LOVE GUIDE Ver./FINAL MOVE Ver.)
3,300円(税込)

・Compact Ver. (HUSH)
形態:1バージョン(計6種のうち1種ランダム)
1,980円(税込)

・Compact Ver. (RUSH)
形態:1バージョン(計6種のうち1種ランダム)
1,980円(税込)

Compact Ver. (BLUSH)
形態:1バージョン(計6種のうち1種ランダム)
1,980円(税込)

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