【櫻坂46座談会】武元唯衣×向井純葉×村山美羽×浅井恋乃未が語るグループの変化、国立公演への覚悟
櫻坂46の14thシングル『The growing up train』が3月11日にリリースされた。四期生の加入から1年が経とうとする中、二期生から三期生、そして四期生へと櫻坂46のアイデンティティが力強く継承され、グループの層の厚さを改めて証明する一枚となっている。
今回、リアルサウンドでは、グループを支え続けてきた二期生の武元唯衣をMCとして、三期生の向井純葉、村山美羽、そして四期生の浅井恋乃未を迎えた座談会を実施。『The growing up train』に込めた想いから、活動の原動力、そして目前に迫った5周年記念の大舞台・国立競技場公演への覚悟まで、メンバー自身の言葉で語ってもらった。“国立の先”を見据え、Buddiesとともにどこまでも高みを目指す櫻坂46の現在と未来に迫る。(編集部)
四期生加入によるグループの変化
武元唯衣(以下、武元):2025年は櫻坂46としていろんな活動があったよね。中でも、四期生の加入はすごく大きかったと思うんだけど、まだ1年経ってないんだよね。
浅井恋乃未(以下、浅井):そうですね。加入1年目は本当に刺激的な日々を過ごさせていただいて。加入してなかったら絶対に経験できないようなことの連続だったので、今までの人生の中で一番あっという間に過ぎ去っていった1年だったなと感じています。その中でも、特に印象的だった活動が『新参者』(昨年11月に開催された四期生ライブ『新参者 二〇二五 Live at THEATER MILANO-Za』)なんですよ。
向井純葉(以下、向井):そうなんだ。
浅井:それまでで一番多い曲数を披露したのが6月の『櫻坂46 四期生「First Showcase」』(※1)で、それが6曲ぐらいだったので、そこから倍以上の曲数を新しく覚えたんです。すごく大変だなと感じてしまう瞬間はもちろんあったんですけど、ずっと見させていただいていたパフォーマンスを自分たちでできるっていうことがすごく嬉しくて、「つらい」というよりは「楽しかったな」って今でも感じています。9人で完走することはできなかったんですけど、より絆が深まった期間でもあったので、四期生全体にとってもすごく大きい期間だったなと思います。
武元:『新参者』は三期生も経験しているから、恋乃未ちゃんの言っていることは共感できるところも多いのかな。
向井:そうですね。『新参者』は私たちの代から始まったので、たぶんメンバーもスタッフの皆さんもどうなるのかわからない状況だったんじゃないかな。
村山美羽(以下、村山):不安もあったよね。
向井:そうだね。今回、私と美羽は2回観に行ったのかな。
村山:うん。大号泣だったよね(笑)。
浅井:えーっ!?
向井:2人でティッシュを持って客席に行って、嗚咽するぐらい泣きましたから。
武元:その涙の、一番の理由はなんだったの?
向井:(村山に)せーの、で曲名言おうか。
武元:あ、曲なんだ(笑)。
向井・村山:せーの、「マモリビト」!
向井:やっぱりそうだよね(笑)。私たち三期生の曲をやってもらえたのが嬉しかったし、私たちが初めて「マモリビト」を披露した場所が『新参者』だったんですよ。そういうのも重なったし、四期生ちゃんが大変な気持ちもわかるし、メンバーが欠けてしまったときの気持ちもわかるし。
村山:全部経験してるもんね。
向井:だから、より沁みましたし、四期生ちゃんのすごさも改めて感じることができて、爆泣きでした。
浅井:めっちゃ嬉しいです!
武元:でも、四期生が入ってきて、三期生はめちゃくちゃ頼もしくなったと思うよ。四期生がすごくしっかりしてるから、そのぶん三期生はよりお姉ちゃんになったなっていうのは、去年1年でめっちゃ感じたかも。
向井:えーっ、本当ですか?
武元:うん。だって、今こういう話をしている瞬間にも感じるよ。
向井:逆に、二期生さんは四期生ちゃんが入ったことで、可愛くてしょうがなくなりました(笑)。
武元:え、子供返りしてる(笑)?
向井:いやいや(笑)。二期生さんって人見知りの方が多いじゃないですか。それもあってか、四期生ちゃんが入ったことで「積極的に四期生に話しかけてくれて、私たちの間に入って二期生と四期生をつないでくれる三期生がいてくれてよかった」とよく言ってくださるようになって……なんか可愛いなって思います。
村山:めっちゃわかる。私も最近、二期生さんが可愛くて仕方ない。
武元:ちょっと舐められてる(笑)?
村山:そういうところも可愛いですよ(笑)。
武元:(笑)。純葉が言うように、本当に二期生はずっと人見知りのままで、四期生が入ってきてくれてもすぐは話しかけに行けない子が多くて。でも、そこで三期生が先輩としていろんなことを四期生に教えてくれたり、そばにいてあげたりという役割をちゃんとやってくれたから、それを私たちはちょっと遠くから見て「ありがとう三期生!」と感謝してるんだよ。そのおかげで、ようやく二期生も四期生とかなり話せるようになったし。
浅井:そうですね。特に、今回のシングルで先輩方と一緒に活動する機会が増えたことで、お話しさせていただく機会も増えましたし。私自身、あまり自分から積極的に話しかけに行けないタイプなので、これを機にもっとたくさんコミュニケーションを取れたら嬉しいなって思ってます。
武元:二期生ももっと頑張らないとね。
向井:いやいや、今のままで大丈夫ですよ(笑)。
『5th TOUR 2025 “Addiction”』で感じたこと
武元:去年、三期生の2人が印象的だった活動は?
村山:去年って三期生ライブやったっけ?
向井:それ一昨年(笑)!
武元:だいぶさかのぼったねえ(笑)。
向井:私は去年の全国ツアーで、櫻坂46に入って初めて広島でライブができたことが大きくて。
村山:そっか、地元だもんね。
向井:初めて観た櫻坂46のライブが、『2nd TOUR 2022 “As you know?”』の広島公演(2022年10月)だったんです。当時は客席側だったけど、今回はステージに立ってパフォーマンスすると思うと、すごく感慨深くて。
武元:私はそれと同じ感覚を、去年は京セラドーム大阪で感じて。滋賀に住んでいた頃は、初めて行くドーム規模のライブとか野球観戦となると全部京セラドームだったから、ちょっと特別な感じがあったなあ。
向井:先輩方含めて、櫻坂46は関西出身のメンバーが多いですもんね。リハーサルの時から、皆さんすごく嬉しそうにしていたことはよく覚えています。
武元:そういう会場でツアーファイナルを迎えられたのも、個人的には大きかったなあ。美羽はどう?
村山:ツアーで感じたことなんですけど、セットリストの中に期別曲ブロックがあったじゃないですか。先輩方が「紋白蝶が確か飛んでた」を楽しそうにパフォーマンスして、そのあとに私たち三期生はトロッコに乗ったりしながら「夏の近道」とか「Anthem time」とかを歌って、最後に四期生がムービングステージに乗ってアリーナの後方から登場して「死んだふり」を披露するんですけど、その二期生さんがリハーサルからわちゃわちゃしている様子とか、トロッコから見える四期生の堂々とした姿がすごく目に焼きついていて。特に三期生は「紋白蝶が確か飛んでた」が好きな子が多くて、リハーサルの時にみんなでずっと見てたんですよ。
向井:毎公演観てたね。
村山:リハーサルの時、マイクを通してキャッキャしている声が聞こえてくると、なんだかこっちまで幸せな気持ちになるんです。そういう二期生さんの空気が大好きなので、活動云々よりもそういう光景が一番記憶に残ってますね。
武元:久しぶりに同期(井上梨名)の卒業も控えていたから、二期生の空気感はそれまでとは違ったかもしれないし、それが「紋白蝶が確か飛んでた」のパフォーマンスにも表れてたんじゃないかな。