73名で作り上げた新しい華やかな時代の一歩 3年ぶり開催、STARTO ENTERTAINMENT『カウコン』を振り返って

 2025年12月31日に、STARTO ENTERTAINMENTが3年ぶりとなるカウントダウンコンサート『STARTO to MOVE COUNTDOWN CONCERT 2025‐2026』を東京ドームで開催した。所属グループやアーティスト、総勢73名が出演し、2026年の華やかな幕開けをファンと共に過ごした。その模様をレポートしていく。

V6「Can do! Can go!」で幕が上る3年ぶりの『カウコン』

 会場が暗転すると各グループやアーティストらのライブ映像が流れ、さらにグループ名やアーティスト名の文字が大きく表示されると、会場からは大きな歓声と拍手があがった。

 Travis Japanを皮切りに、ステージ上手からAぇ! group、センターステージになにわ男子、中島健人に続き、メインステージ上段からSnow Manがターコイズ衣装で登場。続いて、センターステージにtimelesz、そしてバックステージからKing & Princeの姿が見えそれぞれ大歓声で迎えられる。会場の後方から大きな2台のフロートが登場すると、A.B.C-ZとKis-My-Ft2の姿が。アーティストの姿が見えるたびに会場からは大きな歓声が上がるなど、のっけから熱気に包まれた。

 お馴染みのV6「Can do! Can go!」のイントロが流れると、割れんばかりの大歓声が。メンバーも「盛り上がっていきましょう!」などと口々に盛り上げ、Snow Manの渡辺翔太が「3年ぶりのカウントダウン、最高の年越しを皆さんにお届けいたします」と声高らかに開幕宣言。3年ぶりのカウントダウンコンサートが華々しく幕を開けた。

 timeleszに続いて、King & Princeの2人が歌い繋ぎ、サビ前では中島健人が投げキスを披露。なにわ男子がぎゅっと寄って歌唱するなど、アイドルの“大渋滞”とも呼ぶべき密度の濃いステージで沸かせた。

 続いて、Hey! Say! JUMPが登場すると悲鳴のような歓声で迎えられる。「encore」では会場を夕焼けのようなオレンジ色に染め、伊野尾慧が「どうもHey! Say! JUMPです。カウントダウン、一緒に楽しみましょう!」と挨拶。有岡大貴が「そろそろ聞こえてくるんじゃないかな~?」と投げかけると、絶妙な間をおいて伊野尾が「カンカン!!」と、恒例になりつつある“除夜の鐘”で会場の爆笑をかっさらった。ムービングステージで踊りながら、キラキラとした紙吹雪が舞う中、ときめきに満ちたステージを届けた。

中島健人「IDOLIC」ではTravis Japanの川島如恵留と七五三掛龍也が登場

 「《A》BEGINNING」を披露したAぇ! group。「騒げドーム!」と末澤誠也が吠えるように声を張り、メンバーがトロッコにのってファンの近くへと顔を見せた。佐野晶哉が「4人になりました。でも、みんながいる限り一生アイドル続けるんで来年もよろしくお願いします!」とストレートなメッセージを投げかける。末澤の高らかなフェイク、小島健も力強い歌唱を響かせる。4人がセンターステージで力強く踏んばり、末澤が力を込めて〈此処が出発点〉と歌う。ただならぬ気迫に満ちたパフォーマンスを披露した。

 揃いの白いキラキラと輝く衣装と笑顔で、メインステージに横一列に並んだTravis Japan。赤いステージカーテンの映像をバックに、東京ドームをシアターの雰囲気に変えて「Welcome To Our Show Tonight」へ。間奏ではフォーメーションを巧みに変え、時折、川島如恵留と松田元太が目を合わせて微笑む場面があるなど終始にこやかに、これぞショーという美しいダンスを披露した。

 なにわ男子は「I Wish」を披露。「みなさん僕たちと一緒に年越せますか?」「来年もよろしくお願いします!」と道枝駿佑の言葉でさらに盛り上がる会場。道枝と西畑大吾が肩を組んで微笑んだほか、藤原丈一郎に頬を寄せた大西流星だが、2人の頭がコツンとぶつかってひと笑いが起きる。大橋和也、長尾謙杜、高橋恭平の3人がぎゅっと集まって歌唱。淡いブルーのパンツにオーロラ色のキラキラジャケットを合わせた王子様のようなスタイルで、曲間には道枝が投げキスをすると悲鳴のような歓声があがった。

 続いては中島。「CANDY ~Can U be my BABY~」のイントロから会場を沸かせた。センターステージに立つ中島は、右手を大きく掲げて「2年以内に単独ドーム絶対やります!」と力強く宣言した。続けて「ラブケンティー! 叫べるの?」と煽ると、オーディエンスも力いっぱいに「LOVE KENTY!」を返すなど、5万5千人によるコールアンドレスポンスは圧巻。途中からは、イヤモニを片方外して、オーディエンスの声に耳を傾け、最後は手を頬につけてハートを作って見せた。続く「IDOLIC」では、Travis Japanの川島と七五三掛龍也が登場。白ジャケットを脱ぎ黒シャツ姿で、バックダンサーとしてダンスを披露した。最後に、川島と七五三掛が膝をつくと、中島は左肩を露出。色気たっぷりのステージで魅了した。

 続くKing & Princeは「Theater」を披露。センターステージから伸びる花道の両端に立つ2人。下手からはスタジャン姿の髙橋海人が登場し、一方上手側の永瀬廉は白のふわふわジャケットと揃いのデニムのリンクコーデで姿を現した。「HEART」では、ステージがせり上がり、上段のファンにも顔を見せた。最後は互いを見合い、背中を合わせ、永瀬に身体を預けた髙橋がピースサインでピースフルなステージを印象付けた。

 「Vanilla」のイントロから会場を沸かせたのはシルバーの揃いの衣装のA.B.C-Z。メインステージ上段から登場し、時折ジャケットを握る仕草を見せるなど、ドラマチックなステージにペンライトの振りが一層激しくなった。続く「FORTUNE」では、赤いレーザーが会場を照らし、EDMサウンドで盛り上がりを底上げ。塚田僚一が「みんなで一緒に盛り上がろう」と会場や配信の視聴者に声をかけたほか、橋本良亮がロングトーンを響かせたり、メンバーがジャンプして煽ったり。グリーンカラーの火柱と共にステージは一層激しさを増した。

 松島聡が「感謝の思いを込めて、全力でパフォーマンスを届けたいと思います」と高らかに語り、timeleszメンバーが輪になって「Rock this Party」へ。この日誕生日を迎えた寺西拓人が映ると会場からはお祝いの歓声も上がっていた。「Steal The Show」では菊池風磨らがより一層情熱的に歌唱。新体制初のカウントダウンコンサートを楽しんだ。

 バックステージから登場して驚かせたKis-My-Ft2。「&Joy」ではデニムに白スニーカー、トップスは赤や白の大きなビジューづかいが特徴のデコラティブなショートジャケットと大人カジュアルで登場した。〈今日を楽しんでゆこうよ〉という歌詞の通り、ノリの良い音楽に合わせてとびきりの笑顔で歌唱。キャリアを感じさせる、安心感のあるステージを届けた。

 続いてセンターステージにNEWSの姿が。鮮やかなピンクのセットアップで登場すると、「チャンカパーナ」のイントロから会場が沸き、小山慶一郎が「楽しんでいきましょう」と会場と配信に声をかけ、加藤シゲアキが「俺たちがNEWSです!」、増田貴久が「楽しんでいこうぜカウントダウン!」と煽る。会場は“チャンカパーナ”振りをするファンのペンライトが揺れる。間奏では、加藤「2025年ありがとう、いい年にするよ」、小山「いい年にするから」、増田「約束するよカウントダウン!」と、歌詞を変えた連携プレー。最後は、増田がロングトーンを響かせ、曲が終わってもしばし続けるなど歌声で沸かせた。

 続いて披露されたのはSnow Man「カリスマックス」。炎や激しいレーザーで華々しいステージ。歌詞の一部を「新年をむかえる!」と変えた渡辺翔太のアドリブに大歓声で応える。深澤辰哉が3年ぶりのカウントダウンを噛みしめつつ、目黒蓮に話を振ると、「先輩だったりみなさんだったりが一堂に会して、皆さんに会える場ができたということはすごく嬉しいことだと思います」と語り、「みなさん盛り上がってますか?」と声を張って呼びかけた。さらに深澤が、向井康二に「康二、どうなのよ?」と振ると、向井は「みんなのゴイゴイスー! すっごいゴイゴイ?」と客席からも大歓声が。最後にラウールが「シャッフル見たい人ー!」と呼びかけ、コンサートはシャッフルコラボコーナーへ。

 メインステージのセットをつかった「湾岸スキーヤー」(少年隊)では、佐藤勝利(timelesz)、五関晃一(A.B.C-Z)、阿部亮平、宮舘涼太(ともにSnow Man)、西畑大吾(なにわ男子)、川島如恵留(Travis Japan)が往年の名曲を披露。宮舘と西畑が背中を合わせたほか、五関と川島が向き合ったり、佐藤と阿部が肩を組んだりと、階段を上手につかいながら立体的なステージに。最後は全員が美しいターンで決めるなど、先輩の楽曲を瑞々しく披露した。

 センターステージでは「うわさのキッス」(TOKIO)を、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、松島聡(timelesz)、塚田僚一(A.B.C-Z)、佐久間大介(Snow Man)、七五三掛龍也(Travis Japan)がパフォーマンス。宮田と佐久間がオタ芸を盛り込んだほか、塚田がスローな側転などの華麗なアクロバットを披露。松島と佐久間が背中あわせになり〈キッス〉で指でキスを送ったり、宮田にぎゅっと抱き着く松島と七五三掛と本格的でありながらコミカルに仕上げた。

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