SUPER EIGHT 村上信五、独学でWeb3を勉強 プロデュース業より「僕は裏方、インフラを作ろうかなと」

 SUPER EIGHT 村上信五がモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT®」を運営する株式会社INFORICHの今後の事業構想や戦略を発表する事業戦略発表会『INFORICH CONFERENCE ExSPOT2024』にスペシャルゲストとして登場した。

 新規事業として旅行者向けに観光情報を発信するAIを搭載したデジタルサイネージ「NaviSPOT」が紹介され、明日から東京グローブ座にて上演される村上と丸山隆平が作・演出を務める舞台『らふらふ』についても語った。

 独学でWeb3の勉強を始めているという村上。『らふらふ』ではNFTを中心としたスタンプラリーを劇場内に用意するという。これまで舞台というと電源を切って観劇するものが通例となっていたが、あえてWi-Fiが使える状況でのエンターテインメントを模索し、劇場で観客の充電が足りないという事態に備え、この企画を「ChargeSPOT®」に相談したところ協力する形になったそう。

 囲み取材では、村上の勉強熱心な姿勢に驚く記者に対して「勉強しないと、どれだけ世の中のテクノロジーが変わっていってるのか知らないんですよね。コンサート舞台ステージの演出でもそうですし、そういった機材やシステムも知らないといけない時代になりますから」と語った。実は村上は学生時代は勉強が得意ではなかったそうで「僕は高校も出ていないんです」と前置きをし、「エンターテインメントの発信がテレビ、ラジオだけじゃなくてスマホになり、今はSNS、YouTubeとたくさんのプラットフォームがありますけど、そこがないと成立しなくなってしまったので、勉強せざるを得なくなったんです。ついていくのに必死です」と明るく話す。

 そんな村上はどこに向かうのかと聞かれると「この国を良くするために(笑)」と笑いつつ、「エンターテインメントで世の中を明るくするために」と語り、SUPER EIGHTの中でも大倉忠義、横山裕がプロデュース業で活躍しているのに対して「僕は裏方、インフラを作ろうかな」と独自の方向性を明かした。

 新しいことに挑戦し始めている村上。グループ活動については「グループの音楽活動って根幹は何も変わってないので、そこに還元できるのであれば僕が勉強している意味があるなと感じています」「続けることでしか夢って叶えられないし、後輩たちが増えてきてしまいましたから、後輩たちにこういったエンタメの形、考え方っていうのがあるんだよ、というのを示せれば」と自分の勉強する意味を語った。

SUPER EIGHT、新しいスタートと共に伝えるめいっぱいの感謝と愛 横浜アリーナ公演レポート

2024年2月に改名し、新たなスタートを切ったSUPER EIGHTが、8月9日の愛知公演を皮切りに改名後初の全国アリーナツアー…

KAMIGATA BOYZ、関西ジュニアに受け継がれるDNA SUPER EIGHTが後輩たちと共有した“20年目の景色”

2024年9月に大阪で開催された『KAMIGATA BOYZ DREAM IsLAND 2024』ではSUPER EIGHT、W…

関連記事