福山雅治、2年ぶり『タビフクヤマ』で故郷の長崎へ 学生時代の伝説やあの名曲の真実を明かす

 福山雅治が出演する旅番組『タビフクヤマ』(フジテレビ系)が、10月4日21時58分より放送される。

 昨年9月に放送して以来2年ぶりとなる今回の放送では、広瀬すず、リリー・フランキー、満島真之介を迎え、福山の故郷 長崎へ。

 福山は、10月14日オープンする長崎スタジアムシティのこけら落としとして、フリーライブ『Great Freedom』を開催。壮大な規模の無料ライブを開催するまでの過程で「長崎の歴史や文化も紐付いているなと感じている」と話す福山が、3人と共に街を探訪しながら長崎の歴史や文化に触れる。また、来年デビュー35周年を迎える福山のルーツを辿るべく、学生時代に福山が通っていた場所や特別な思いがある場所を訪問。現在の福山を作り上げた“10の秘密”がルーツと共に明らかになる。

 一行がまず向かったのは、鎖国していた江戸時代に外国からの文化を受け入れる日本唯一の玄関口として栄えた出島。小さな人工島である出島の歴史を紐解くと、世界の様々な文化や技術が長崎に集まっていた。続いて、長崎の歴史や文化に詳しい長崎歴史風俗研究家 山口広助の案内のもと、国内に現存する最古の教会として世界遺産に登録されている大浦天主堂とキリシタン博物館へ。江戸幕府がキリスト教禁止令を発布した当時の日本とキリスト教の関係を深掘りしていく。

 福山が様々なカルチャーに触れ始めたという10代の頃に通っていた老舗洋食店では、現在の福山を構築する礎となった1980年代のカルチャーを振り返る。さらに、巷で噂されている“学生時代の福山雅治伝説”を本人へ直撃質問。福山は「ズバリ言っても良いですか…?」と、当時の秘蔵写真と共に真実を明かす。また、福山の楽曲の中で“心にグッとくる曲”を長崎県民に調査。ランキング形式で発表していき、福山の口から“あの名曲”の誕生秘話も明かされるという。

 次に一行は、福山が学生時代から訪れていた山王神社へ。第二次世界大戦時の爆風の跡が残る山王神社には“山王神社の大クス”と呼ばれるクスノキがあり、原爆で枯れ木同然になったものの奇跡的に芽吹き現在の立派な姿となった背景を持つ。福山にとってこのクスノキには特別な思いがあり、平和や再生のシンボルとして親しまれているこのクスノキを後世に残そうと、2014年に楽曲「クスノキ」を発表した。学生時代に「クスノキの葉が風に揺れる音を聞きに来ていた」という福山は、当時と同じく葉が揺れる音を聞きながら広瀬らとともに特別な時間を過ごす。

 続いて、長崎の伝統的なガラス工芸『長崎ビードロ』の制作体験へ。ポルトガルから渡ってきたといわれる『長崎ビードロ』を、吹きガラス職人の竹田礼人からレクチャーを受けながら制作。福山、広瀬らが作業を分担して1つのものを制作するが、高温の窯でガラスを熱しながら作るその工程には危険を伴う作業も。役割分担を話し合う時点で、すでに4人は盛り上がりを見せる。

 その後、福山が学生時代にミュージシャンを志した原点の楽器店を約20年ぶりに訪問。音楽に目覚めた中学/高校時代を振り返りながら2階にあるホールに行くと、ステージ上で練習中の地元の学生バンドが。突然のスター登場に驚く学生たちだが、演奏する彼らを見守る福山の目は真剣そのもの。このステージは、音楽を始めた福山が初めて立ったステージだったことも明かされる。さらに、福山らもステージに立ち、想定外の即興スペシャルライブが開演。福山の弾き語りとリリーのブルースハープによる魂のセッションが披露される。

 旅の終盤には、福山がフリーライブを行う長崎スタジアムシティへ。サッカースタジアムを中心とし、完成したばかりの大型複合施設のスタジアムに福山が誰よりも先に初潜入。ライブ開催を目前に控えた福山は、この場所が「さまざまな可能性を秘めている」と話し、地元の長崎でフリーライブをやろうと思った経緯などを語る。

 最後の目的地は、長崎の夜景が一望できる稲佐山展望台。向かう車中では、福山がアコースティックギターで長崎にちなんだ曲を弾き語りする一幕も。「いつか稲佐山でライブをしたい」と思い上京したという福山は、その思いを込めて「約束の丘」という曲を作った。デビュー10年目にして初の“稲佐山ライブ”が実現し、その後も凱旋ライブを行ってきたゆかりのある場所で、「約束の丘」のタイトルに込められた福山の思いも語られる。

■番組情報
『タビフクヤマ』
<放送日時>
2024年10月4日(金)21:58~24:02
<出演者>
福山雅治
広瀬すず
リリー・フランキー
満島真之介

■関連リンク
【公式HP】https://www.fujitv.co.jp/tabifukuyama/

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