そして、ビアボールにしてもマクドナルドにしても、CMからは3人の自然体な魅力が伝わってくる。

　もちろんCMなのでセリフは用意されているが、その会話は3人が普段から繰り広げていそうなものばかり。彼らの素に近い姿が、CMで映し出されているように思うのだ。キラキラとした笑顔を見せる3人につられて笑みがこぼれ、商品自体にも明るいイメージを持つ人も多いのではないだろうか。

　現状、グループでのテレビ番組出演は音楽番組がメインとなっている。一方で、先日平野はバラエティ特番『3people 1minute』（日本テレビ系）にて、高得点が出るたびに「よし！」と一緒に喜んだり、参加者のパフォーマンスについてユーモアを交えて的確にコメントしたりと、自らも楽しみながら番組MCという大役をこなしていた。

　音楽番組ではキレキレのパフォーマンスで魅了させ、それ以外では親しみやすいキャラクターを見せてくれる。そうすることで、飾らない人柄とスター性を兼ね備えたNumber_iの魅力が、お茶の間に広まっているように感じる。CMを含め、こうした彼らの自然体な姿をこれからもたっぷり届けてほしい。

※1：https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01466/