パフォーマンス終了後、司会者に感想を求められたGHEE（WOLF HOWL HARMONY）が「皆さんの歓声が僕たちのパワーになって、勇気をもらえました。これからみなさんを照らし続ける存在になれるように全力で頑張りたいです」と今後の意気込みを伝えていると、観客が何やらざわつき始める。ここで、なんとEXILE AKIRA、EXILE NAOTO、DJ DARUMA、そしてEXILE SHOKICHIがサプライズ登場したのだ。

　まさかのゲストの登場に興奮した観客から黄色い歓声が飛び交う中、オーディションのプロデューサーとして長い間彼らを見守ってきたAKIRAは、「僕から思うことは、“よくやった！”です。夢を掲げることや口にするのは簡単だけど、実際に叶えるのは素晴らしい。同志としてリスペクトします」と敬意を表し、楽曲制作の面でも携わったSHOKICHIは、「曲を作らせてもらうことで、僕ももう一度夢を見させてもらえて感謝しています。ここからは自分を信じて、ファンのみなさんと一緒に目標に向かって頑張って」と激励した。クリエイティブコーディネーターを務めたNAOTOとDJ DARUMAは「みんなのデビューに至るまでの成長スピードが目まぐるしい。これからのアーティスト人生を楽しんでください（NAOTO）」、「デビューに導いてくれたファンのみなさんありがとうございます。NEO EXILE世代への応援を引き続きお願いします！（DJ DARMA）」とそれぞれの思いを伝えた。

　各グループのリーダーからの挨拶では、夫松健介（KID PHENOMENON）が「ファンの皆さんを含め色々な方からの支えがあって今の自分たちがある。もう1、2、3、4段階ギアを上げて加速していきたいと思います！」と意気込み、田中彰（THE JET BOY BANGERZ）は「皆さんが会いに来てくれることやSNSでのコメントなど、一つひとつが僕たちのパワーになりました。これからは僕たちがそのパワーを返して、これからたくさんの夢を叶えられるように全力で頑張ります」と気合を入れた。RYOJI（WOLF HOWL HARMONY）は、「一言で言うなら、本当に愛だと思います。愛が溢れるファンのみなさんと先輩、そしてスタッフのみなさん。全てのことに心から感謝しています」と、溢れる思いを伝えた。

　パフォーマンス後の囲み取材で、各グループの強みについて聞かれると、古嶋滝が「THE JET BOY BANGERZはプロダンスリーグで活躍するメンバーを筆頭とした圧倒的なパフォーマンス力と、10人で繰り広げる爆発力」と熱弁し、RYOJIは「WOLF HOWL HARMONYは、4人組という少数精鋭で一人ひとりが高め合っている部分と、カッコよさと親しみやすさの二面性で勝負していきたい」と語った。一方、夫松は「KID PHENOMENONは寮生活なので仲が深まった。毎晩全員でリビングに集まってゲームしています」と笑顔を見せる。記者から「喧嘩することはないですか？」と問われると、「小さいのはよくあります。この間は、（岡尾）琥珀と（鈴木）瑠偉が水をかけあって喧嘩してました（笑）。（遠藤）翼空は、掃除や料理が得意でお母さん的存在です」とメンバーの素顔を明かし、場を和ませた。

　今後の目標について聞かれると、「振り返った時に『最先端はKID PHENOMENONだったよね』と思われるように時代のアイコンになること（夫末）」、「単独ライブ、アリーナツアー、ドームツアーと大きなステージに立ちたい。何より、ファンの皆さんに一生愛され続けるアーティストを目指したい（古嶋）」、「4人でスタジアムに立ちたい。日本中を愛で包み込めるような、最強の愛の戦士になりたい（RYOJI）」と、それぞれ力強く語った。

　3グループのメジャーデビューを記念した本イベントは、終始熱い声援が飛び交う中、大盛況に幕を下ろした。NEO EXILE世代を担う彼らは、これから一体どんな夢を見せてくれるのか。大きな期待を寄せたい。