石原夏織、キャリアを重ねることが楽しみに “青春”や“家族”と等身大の視点で向き合ったシングル『Paraglider』を語る
アーティストデビュー5年で変わったこと
――石原さんは、そんな家族の皆さんやスタッフの支え、ファンの声援もあって、3月に5周年を迎えました。
石原：一瞬でここまできました（笑）。大げさではなく本当にそのくらい、とても早かった印象です。ありがたいことにリリースペースも速かったので、個人的な体感としては、1年が半年に感じるくらいのスピード感で過ぎ去っていた感じ。なので「もう5年も経っていたんだ！ 不思議！」という感じです。
――その5年で一番変わったこと、逆に変わっていないことは？
石原：ソロデビューした時がすでに25歳の大人だったので、そこから大きく変わることはありませんけど、でも、もともと自分に自信があるタイプではなかったのが、今は「どうにかなるっしょ！」という気持ちでどっしり構えられるようになりました。自分が苦手なことも分かっているし、その対処法も何となく身についているし。
――5年の中で印象に残っていることは何ですか？
石原：ライブはもちろん一つひとつ印象に残っていて、「1stライブは緊張したな～」とかあるんですけど、私はMV撮影が好きで、台湾での撮影が印象に残っています。2019年にリリースした4thシングル曲「Face to Face」の時なんですけど、一緒に行ったスタッフさんは皆さんデビューの時から一緒に歩んできてくださっている方ばかりで、もともと仲が良かったんですけど、一緒に台湾に行ったことによってよりチームの結束が固まった感覚がありました。3泊4日くらいだったから、それまで以上に会話をする時間があったし、「スタッフさんとこんなに仲良くなってもいいんだ！」と思いました。その時のメンバーと話すと、今でも「あの時ああだったね」って思い出して笑ったりしています。
――6年目に入り次に目指すは10周年ですが、そこに向けて今後の目標みたいなものはありますか？
石原：個人的にはファンクラブのみんなと、バーベキューか芋掘りをしたいなって。学校行事みたいなことがしたいです。ファンクラブイベントはやっていますけど、どうしてもステージと客席に分かれる感じになってしまうので、せっかくのファンクラブなのだから、みんなをもっと近くに感じたいし、童心に返るような気持ちで普段はできないようなことがしたいと思って。それを今ファンクラブチームのスタッフにちょこちょこ相談しているので、状況が揃ったらぜひ叶えたいなと思っています。
――今回のシングルをリリースした4日後の8月6日には、お誕生日を迎えます。
石原：年齢を重ねることに対して、2～3年前は「嫌だな～」みたいな気持ちがあったんですけど、今はむしろ楽しみになっています。なぜかと言うと、周りの先輩たちが「年齢を重ねたほうが楽しくなるよ」って、いいことしか聞かないんです。それは自分でもちょっと実感しているところがあって心の余裕というか、さっきお話した5年で「どうにかなるっしょ！」という考えになったのと近くて。きっとどんどんそういう気持ちになっていくんだろうなということを想像すると、これからもっと年齢を重ねることが楽しみだなって思えるようになりました。ただ健康にはより気をつけなければとは思っています。今までは気を使っていなかったわけじゃないけど面倒くさい時はジャンクフードを食べていたので、それはやめようと思いました（笑）。
――ちなみに好きなジャンクフードは？
石原：ポテトが大好きなんです。ファーストフード店のものに限らず、ポテトフライという存在全般が。お腹が空いてていろいろ注文するんですけど、注文したものを差し置いてポテトばっかり食べちゃいます。
――だからみんなと芋掘りがしたいと。
石原：つながりましたね。無意識にポテトを求めていたのかもしれないです（笑）！
「ホントのじぶん」は“ダブル”で大好きな楽曲
――あとYouTubeで公開されている、「石原夏織 - ホントのじぶん from CrosSing」という動画がファンの間で話題を集めています。
石原：声優／アニソンアーティストが、思い出の一曲をカバーするという企画の一環で歌わせていただきました。「ホントのじぶん」は、アニメ『しゅごキャラ!』のエンディングテーマで、Buono!さんの楽曲です。私はハロー！プロジェクト（以下、ハロプロ）のアイドルが好きで、その中から選抜された℃-uteの鈴木愛理ちゃん、Berryz工房の夏焼雅ちゃんと嗣永桃子ちゃんのグループができたということで、すごく憧れていました。『しゅごキャラ!』もマンガで読んでいた時からすごく大好きな作品で、私の好きなものと好きなものが合わさった、「ホントのじぶん」は私にとってはダブルで大好きな楽曲です。つい自分を偽ってしまう殻を破って、本当の自分になって頑張るという歌詞で、ちょうど声優を目指し始めた中学2年生の時にこの曲と出会って、「私も頑張るぞ！」という感じでオーディションに応募した記憶があります。
――今の石原さんの原点的な曲ですね。当時は、今のような自分を想像できていましたか？
石原：全く想像していませんでした。というのも、「偶然受かったらラッキーだな」くらいの気持ちでしたから。「普通なれるわけないでしょ！」みたいな。声優やタレントさんの業界は、なれなくてもともとだから、ダメもとで受けてみようみたいな感じで。ちょうどハロプロエッグが声優を募集し始めたタイミングで、これも好きと好きのダブルだから受けてみようと思って応募したら、入れてもらえたという（笑）。
――そのオーディションでも歌ったのですか？
石原：いえ、オーディションではこの曲ではなく、小泉今日子さんの「木枯らしに抱かれて」を歌いました。昔の曲も好きだったし、自分のキーとも合っていたからその曲を選んだんです。ダンス審査もあって、そこでは℃-uteさんの「まっさらブルージーンズ」という曲で踊りました。でも、まさか今になって自分が「ホントのじぶん」を歌う日がくるとは思ってもいなくて、すごくうれしかったです。
――ファンの反応はいかがでしたか？
石原：みんなめちゃくちゃ喜んでくれました。私がハロプロが好きなことも知ってくれているし、世代的に『しゅごキャラ!』が好きな方が多かったようで、「ちょうどドンピシャで観ていたアニメの曲を歌ってくれてうれしい」といった声がすごくたくさん届きました。実は過去に一度、イベントで小倉唯ちゃんとStylipSで一緒だった能登有沙ちゃんと3人で歌ったことがあって。そのことを思い出して、喜んでくれた方もいらっしゃいました。ソロアーティストとしては5年、その前も含めると10年以上。家族やスタッフ、大勢のファンの皆さんに支えられていることに、改めて目を向けることができたタイミングになりました！
■リリース情報
石原夏織『Paraglider』
2023年7月4日（火）配信リリース
https://lnk.to/Paraglider
2023年8月2日（水）CD発売
・初回限定盤（CD+Blu-ray）
品番：PCCG-02265／価格：¥2,200（税込）
https://lnk.to/Paraglider_F
・通常盤（CD only）
品番：PCCG-02266／価格：¥1,650（税込）
https://lnk.to/Paraglider_G
＜初回限定盤Blu-ray内容＞
「Paraglider」Music Video
「Paraglider」Music Video Making Movie
＜CD収録内容＞
M1.Paraglider ※TVアニメ『夢見る男子は現実主義』OP主題歌
作詞：渡辺翔 作曲：渡辺翔 編曲：HAMA-kgn
M2.To My Dear
作詞：叶人 作曲／編曲：フワリ（Dream Monster）
M3.Paraglider(TV size ver.)
M4.Paraglider(Instrumental)
M5.To My Dear(Instrumental)
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サイン入りチェキプレゼント
石原夏織のサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。
応募方法
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となります。指定はできません。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります（転売、オークション・フリマアプリ出品含む）。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。
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＜締切：8月19日（土）＞
