越岡は『Endless SHOCK』シリーズに2006年から出演し続けている超ベテラン。きっと誰よりも体に染み付いているはずで、佐藤も「絶対こっしーが正しいはずなのに」と言いながら、「え！？」と新鮮なリアクションをしてくれる越岡に懐いている様子が伝わってきた。「なんだろう、ピュアなのかな？　俺があんまりそういうこと言わないようなイメージがあるのかもしれないけど」そう分析してみせる佐藤。確かに、佐藤は真面目なイメージが強い。『Endless SHOCK』に関しても、堂本から「お前、飽きただろう」とツッコまれるほど何度も足を運んで観劇してきた。

　また、今年4月10日に行なわれた『Endless SHOCK -Eternal-』の開幕記念会見では、堂本の口から「（佐藤は）稽古のときから100％全力でやってくれていた」と絶賛されており、4月9日に初日を迎えていた本編『Endless SHOCK』についても、堂本がセリフを飛ばすアクシデントに見舞われた際「勝利が何食わぬ顔をしてそのまま続けてくれた」と頼もしい存在であったことも語られていた。

　周囲から寄せられる期待に着実に応えていくという優等生でありながら、ちょっぴりドッキリをしかけてみたり、Sexy Zoneのグッズデザインをふぉ〜ゆ〜のTシャツの「真似です」なんて言ってみせたりと、ひょうきんな側面も併せ持つ。そんな普段しっかり者な佐藤が、自分には心を許してちょっかいをかけてきてくれるギャップが、越岡から見れば佐藤の可愛げとして映るのではないだろうか。

　『Endless SHOCK』をきっかけに築かれた、Sexy Zoneとふぉ〜ゆ〜との兄弟のような関係性。これから先、グッズデザインのオマージュのみならず、SNSやラジオを通じた交流。さらには、作品での共演など、2グループのコラボレーションで起こる化学反応をぜひとも見てみたい。