乃木坂46 5期生の番組がこの4月より続々とスタートする。5期生11人がドラマに初挑戦したドラマ『古書堂ものがたり』（Lemino）が4月12日より順次配信。さらに4月24日からはバラエティ番組『超・乃木坂スター誕生！』（日本テレビ系）が放送開始となる。

　『超・乃木坂スター誕生！』は、今年2月までオンエアされていた『新・乃木坂スター誕生！』のリニューアル番組。昭和＆平成の名曲カバーに挑戦する歌に加えて、今回からはMCのオズワルドとともに本格的なコントにも初挑戦。3期生、4期生がコントに挑んだ『ノギザカスキッツ』シリーズ（日本テレビ系）の後継と言える形だ。

　全20回の中で計88もの個性豊かなキャラクターが誕生した『ノギザカスキッツ ACT2』では、視聴者投票で人気ナンバーワンを獲得した与田祐希による「スト子」をはじめ、久保史緒里の「恋のディーラーSHIORI」、黒見明香の「黒見柳徹子」といった数々の名キャラが生まれていった。俳優として活躍する久保や「カマキリ」の異名でメンバー人気ナンバーワンの黒見など、演技力やキャラクター性といった部分で今振り返るとメンバーの現在地に繋がっていると言えなくもなく、それぞれの新たな道を開拓する絶好のチャンスでもある。

　『超・乃木坂スター誕生！』スタートのアナウンスと一緒に情報として公開されているのが、千葉県出身のメンバーが特攻服に身を包んで登場するコント「バリバリ！千葉魂」だ。「千葉魂」とは『新・乃木坂スター誕生！』時代に小川彩、奥田いろは、冨里奈央、中西アルノが特攻服で氣志團「One Night Carnival」を披露した際のユニットで、後に開催されたリアルイベント『新・乃木坂スター誕生！LIVE』にてもう一人の千葉県出身の菅原咲月が合流。グループ最年少となる小川がユニットの「総長」を務め、奥田が「特攻隊長」、冨里が「幹部」、中西が「幹部補佐」、そして菅原が「新入り」の役職に就いている。

　4月14日に配信された『のぎおび』（SHOWROOM）にて、中西は今回のコントがまだ菅原が加入する前のスピンオフであり、「One Night Carnival」を歌うまでの軌跡を辿った物語であることを明かしていた。そこに抗争相手として登場するのが、神奈川県出身の井上和と川﨑桜である。2人がヤンキー役を演じるのは今回が初。川﨑はドラマ『今日から俺は！！』（日本テレビ系）に出演の橋本環奈の演技を参考に役作りをしていったという（4月12日配信『のぎおび』より）。