King & Prince、両A面シングル『Life goes on/We are young』がミリオン記録　2曲に共通する力強く前向きなメッセージ

参照：https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2023-03-06/

　3月6日付のオリコン週間シングルランキングによると、King & Princeの『Life goes on/We are young』が1,032,487枚を売り上げ1位を獲得。その後、=LOVEの『この空がトリガー』が160,999枚で2位、つばきファクトリーの『間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆 feat.KIKI』が77,489枚で3位と続き、ミリオンセールスを記録したKing & Princeが堂々の首位に立った週であった。

　『Life goes on/We are young』はKing & Princeの通算12枚目のシングル。永瀬廉が出演するドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』（TBS系）のエンディングテーマである「Life goes on」と、岸優太が主演を務めるドラマ『すきすきワンワン！』（日本テレビ系）の主題歌「We are young」の両A面シングルとなっている。

　「Life goes on」は、思わず口ずさみたくなるようなメロディと、自然と体が動き出すような軽快なビートが心地よい一曲。NiziUやSMAP、Kinki Kidsなど数々のアーティストの歌詞を手掛ける作詞家の木村友威が書いた本曲の歌詞は、要所に英語を織り交ぜたことでリズミカルに仕上がっている。なかでも曲中で何度も繰り返されるフレーズ〈Let's live it up〉は、日本語で「精いっぱい人生を謳歌しよう」といった意味になり、聴く者を明るくさせるようなパワーがある。

　またこの曲は、主にAメロ〜Bメロにおいて〈後悔〉〈痛み〉〈躓き〉といったマイナスなモードを描いているのもポイント。いわゆる友情や愛、あるいは未来への希望といった明るいメッセージだけを歌っているわけではなく、人が必ず陥る負の状態にもしっかりとフォーカスを当てることで、より多くの人々に刺さるような作品になっている。こうしたネガティブな状況を一変させるのが〈煌めくblue sky〉〈感じるyour love〉といったワードだ。これらがトリガーとなり、曲は一気に〈顔上げてalright〉〈All night　笑い合っていたいね〉といったポジティブなメッセージを発していく。