そんな2人の共演で印象的だったのが、『ジャニーズカウントダウンコンサート2015-2016』（フジテレビ系）での「初夢2ショット」。事前の視聴者投票で櫻井と菊池が選出され、嵐の「A・RA・SHI」を披露した。菊池は櫻井の冠バラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』（日本テレビ系）にも度々ゲスト出演するほか、『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）では、菊池と同じように櫻井を敬愛するジャニーズの後輩たちで結成された「アニキ会」（マシュマロ会とも呼ぶ）を特集。櫻井に対して並々ならぬ愛情をぶつける“若頭”ことKAT-TUNの上田竜也と菊池がアニキ愛を競うような場面もあった。メンバーの構図やトークの面白さ、なんだかんだ言いつつ愛情に溢れる空気感もこの会の魅力だ。

　近年、菊池の活躍は目覚ましく、バラエティ番組を筆頭にテレビCM、ドラマに映画と引っ張りだこだ。嵐に憧れてジャニーズアイドルを目指した少年が、努力を重ねながら一つひとつチャンスを掴み、存在感を増していく。今回、主演の櫻井の敵役として対峙する菊池の姿は、物語としても見ごたえがあり、これまでの2人の軌跡を重ねると感慨深いものがある。

　さて、ドラマが最終章へ向けて動きだしたタイミングで、櫻井と菊池が雑誌『anan』2338号で表紙を飾ることが発表された。解禁された表紙には兄弟感あふれるツーショットが見られた。本誌のテーマは「つながるチカラ」と、同じ道を歩む2人が先輩・後輩として、アイドルとして何を語るのか楽しみに待ちたい。