Snow Man、グループとソロの活動をバランス良く行った2022年　不動の立ち位置を獲得した1年を終えて

　2022年、メンバーを目にしなかった日はないのではないかと思うほど人気を確立していたSnow Man。コンサートや舞台のチケットが手に入りづらかったり、冠ラジオ番組放送中は毎回のようにトレンド入りを果たしたり、リリースした楽曲は次々と記録を更新したりと、彼らの勢いがわかるようなニュースを目にした方も多いのではないだろうか。デビューから約3年、その立ち位置を不動のものにし、老若男女問わず高い支持と注目度を誇るSnow Manの2022年とは、どんな1年だったのだろうか。

　様々なトピックがあったが、思い返せば“アイドルグループ”としての活動を特にしっかり行なっていたように感じる。3月30日に6thシングル『ブラザービート』、7月13日に7thシングル『オレンジkiss』、9月21日に2ndアルバム『Snow Labo. S2』と作品をコンスタントにリリース。それに伴って歌番組にも多々出演し、毎回お茶の間とSNSを沸かせていた。そしてそれらの楽曲を携えてライブツアー『Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』も開催。8都市で35公演を行ない、約35万7000人を動員している。

　加えて、タイアップがついていた楽曲も目立った。映画『おそ松さん』主題歌の「ブラザービート」、映画『モエカレはオレンジ色』主題歌の「オレンジkiss」だけに留まらず、「REFRESH」（ミンティア）、「From Today」、「Wonderful × Surprise!」（ともにモスバーガー）、「Brand New Smile」（不二家）、「BOOM BOOM LIGHT」（PUMA）、「This is LOVE」（アパマンショップ）……とCMに起用されている楽曲も少なくない。メンバーがメディアで姿を見せるだけでなく、耳からのアプローチでも多くの人に存在感を示したと言えよう。