大野が芸能活動を休止して2年近くなるにも関わらず、こうして存在を感じ続けられるのは今回の相葉のように各所で大野の話題を定期的にしているからかもしれない。二宮和也のラジオ『BAY STORM』（bayfm）でも、度々その名前が登場してきた。昨年7月にオンエアされた回では、大野から誕生日プレゼントにもらったサンダルの話が飛び出したことも。また、二宮が運営するYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』で、二宮の誕生日タイミングで生配信を行なった際にも「今年1番初め（に誕生日メールをもらったの）は、うちのリーダーですね」と報告をしていた場面もあった。

　さらに、櫻井翔が昨年7月に行なわれた東京オリンピックの『デイリーハイライト』（NHK総合）に出演した際、競泳の2種目で金メダルを獲得した大橋悠依選手に「“大橋悠依ちゃん、やばいね。ダブル金、1人ではしゃいじゃったわ。”大野智さんからいただいております」とメール文面をサプライズで紹介。嵐ファンだという大橋選手を喜ばせたこともあった。

　松本潤も、今年2月に『徹子の部屋』（テレビ朝日系）にゲスト出演したときに「1週間前ぐらいに。今年入ってから初めて」5人で揃って食事会をしたことを報告。「みんなで新年会じゃないですけど、ちょこっと集まって。なんか色んな話をしながら（中略）みんなで焼き鳥食べました」と明かしたのも記憶に新しい。

　それぞれ個人の活動が充実している嵐のメンバーだけに、会う頻度は少なくなるのは仕方のないことだろう。しかし、こうしたエピソードトークやファンサービスから、たとえ直接顔を合わせる機会が減ったとしても、変わらない5人の関係性が窺えるのだ。

　それは、まるで美味しいスイーツを食べたときのような、ほんわかと微笑ましい気分にも例えられそうだ。やはり、5人の仲の良さに嵐ならではの魅力を感じずにはいられない。満を持してスイーツ部が再開した暁には、ぜひこれまでお互いが食べてきた美味しいものを共有し合う姿を見せてほしいものだ。彼らの口から語られる大野の話を楽しみながら、その日が来るのを心待ちにしている。