INI、ドラマ『君の花になる』CHAYNEY役5人のバランスの良さ 新鮮なフォーメーションも見どころに

 そして、なんと言ってもCHAYNEYが“いい子”であることも作中から伝わってきた。ライバルグループという設定から放送前は意地悪な役というイメージがあった上に、『「君の花になる」放送直前完全ガイド もうすぐ始まるよSP』(TBS系)内で「どうしても否めない嫌味感(が出てしまう)」と木村も語っていた。しかし蓋を開ければ、そんなイメージは皆無である。実際、CHAYNEYのライブでパフォーマンスする前、弾(高橋文哉)が「ごめんね、ライブの邪魔になったら」と言うと、木村(ミナト)が「何言ってんの。『Come Again』生で聴けるの、みんな嬉しいよね?」、藤牧(シュウヘイ)が「一緒に楽しもう」と意地悪をするどころか8LOOMを励ましているシーンも。人気グループのCHAYNEYと半年後に契約打ち切りという崖っぷちの8LOOMという関係性を考えると嫌味にもなりかねない台詞ではあるが、本人たちから“いいヤツ感”が滲み出ているからだろうか、あす花(本田翼)の「めっちゃいい人たち」という台詞が続くからだろうか、素直に激励の言葉として受け取ることができたはずだ。ちなみに、成瀬大二郎を演じる宮世琉弥が10月18日に行なったインスタライブによると、かつて宮世がダンスレッスンを受けていた時代の先生が木村という事実も。さらに、そのインスタライブ内で「CHAYNEYのみんなと今日撮影してて」と話していることから、今後も8LOOMと共演するシーンがあると推測もできる。

 同作では木村、髙塚、田島、藤牧、松田の5人が出演しているが、INIはメンバーそれぞれが自分だけの色を持っているグループだ。他のメンバーで5人組を作ればCHAYNEYとは全く違うイメージが出来上がる上に、ソロでも異なる印象を持つキャラクターを演出することができる。同作をきっかけに、INIがドラマでも活躍する日が来るかもしれない。

■放送情報
火曜ドラマ『君の花になる』
TBS系にて、 毎週火曜22:00~22:57放送
出演:本田翼、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝、志田彩良、菊田竜大(ハナコ)、川津明日香、木南晴夏、宮野真守、内田有紀、竹中直人、夏木マリ
脚本:吉田恵里香
プロデューサー:黎景怡、宮﨑真佐子
演出:坪井敏雄、加藤尚樹、宮崎陽平
製作著作:TBS
©︎TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kiminohananinaru_tbs/
公式Twitter:@kimihana_tbs
公式Instagram:kimihana_tbs
公式TikTok:@kimihana_tbs

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