King & Prince、リリースごとに進化するパフォーマンス ダンスで作り上げる世界観に表れるクリエイティビティ
さて、木村拓哉のラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)では、髙橋と神宮寺が9月のマンスリーゲストとして出演。木村は最近のKing & Princeのパフォーマンスについて、「きっといろんな挑戦をみんなでしてるんだろうなっていうのが伝わってきます」と感心した様子で語っていた。また、木村が「全員が揃ってない状態で各々に“今後の夢”だったり、“こんなことに挑戦してみたい”っていうのを聞くのはどうなのかな」と前置きしつつ、グループの展望について聞くと、神宮寺は「みんなでクリエイティブなことをやっていきたい」、髙橋は「パフォーマンスの質を上げること」と答えた。
そんな言葉に通ずるように、例えば前作のアルバム『Made in』リード曲「ichiban」と比較してみても、「ichiban」はパワフルで、踊り狂うような躍動感に溢れたダンス。人間味に溢れる世界観を打ち出したのに対して、今回の「TraceTrace」では「アンドロイドと人間」という無機質さと心を持った人間を描いた。シングル、アルバムと作品をリリースする度にダンススキルに磨きがかかっていたり、コンセプチュアルな世界観を打ち出したり。ドラマの主題歌ということから、ストーリーのエッセンスを取り入れながらも寄りかかりすぎない独立性を保ち、作風に合わせたダンスで世界観を作り上げている。
同放送で、木村はメンバー全員がステージ演出に携わっていることを踏まえ、彼らの冠番組『King & Princeる。』(日本テレビ系)で舞台裏の密着をするのはどうかと提案していた。ステージ演出の打ち合わせをはじめ、多忙ななかでどんな風にダンスを習得しているのか、彼らの進化したパフォーマンスを見るたびに気になっているファンも多いことだろう。
新曲に浸っていたところへ、早くも11月9日に11thシングル『ツキヨミ / 彩り』をリリースすることを発表したKing & Prince。次作は両A面シングルと、2曲でどんな世界へと誘ってくれるのか、さらなるパフォーマンスの進化を期待して待ちたい。
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