2021年にはエミネムの「Killer」リミックスバージョンに参加した後、彼のキャリアアップをさらに促進させる楽曲に参加する。2021年7月にリリースされたリル・ナズ・Xとのコラボ楽曲「INDUSTRY BABY」は、Billboard Hot 100で1位を獲得し、ジャック・ハーロウにとって初のNo.1楽曲となった（※5）。「INDUSTRY BABY」はロングヒットとなり、リリースから半年以上が経った今でも上位にランクインしている。

　ジャック・ハーロウは2022年も止まることなく、話題になり続けている。今年の2月には楽曲「Nail Tech」をリリースし、カニエ・ウェスト（Ye）に「ジャック・ハーロウは現代のトップ5に入る」とラップスキルを絶賛されている（※6）。その後、カニエ・ウェストの『Donda 2』にも参加し、さらには1992年制作のスポーツ・コメディ映画『White Men Can’t Jump』のリメイク版で俳優デビューを果たすとも発表されている（※7）。

　巧みな言葉遊びと、特有のユニークなパンチライン、そして言葉の強弱で上手くカリスマ性を表現しているジャック・ハーロウ。キャリアを前進させる度につく自信と、そのカリスマ性が合わさり、今最も熱いラッパーであると言えるだろう。また、音楽活動以外でも、そのフレンドリーかつカリスマチックなイメージでNew BalanceやTommy Hilfigerなどのブランドと契約をしている（※8、9）。2022年には2ndメジャーアルバムをリリースすると発表しており、今年も彼の活動から目が離せない。

（※1）https://www.bustle.com/entertainment/jack-harlow-music-instagram-everything-to-know
（※2）https://www.courier-journal.com/story/entertainment/music/2016/03/08/jack-harlow-louisville-rapper/81228018/
（※3）https://www.complex.com/tag/jack-harlow
（※4）https://youtu.be/w9uWPBDHEKE
（※5）https://www.billboard.com/pro/lil-nas-x-jack-harlow-celebrate-industry-baby-hitting-no-1-hot-100/
（※6）https://www.complex.com/music/kanye-west-calls-jack-harlow-top-5-rapper-right-now
（※7）https://deadline.com/2022/03/jack-harlow-white-men-cant-jump-remake-woody-harrelson-nail-tech-20th-century-1234969619/
（※8）https://wwd.com/fashion-news/fashion-scoops/grammy-nominee-jack-harlow-teams-up-with-new-balance-readies-for-release-1235082902/
（※9）https://hypebeast.com/2021/9/tommy-hilfigher-jack-harlow-feature-interview-style-new-music