【特集】10代アーティストのリアル ~Teenage Dream~
JO1 豆原一成の“挑戦”し続ける人生 今、同世代に伝えたいこと
子供の頃から目立ちたがり屋 「挑戦」を大切に行動
ーーここまでお話いただいたように自ら行動して一つひとつ夢を叶えてきた豆原さんですが、進路に迷っていたり、目標はあるけれど行動に移すのに躊躇っている人に向けて、改めてアドバイスをお願いします。
豆原:僕はみんながやっていることをやりたくないというのがあって。ダンススクールに通い始めた時も、地元にあったところには知ってる人がいるし、自分は全く誰も知らないようなところでやりたいと思って、ちょっと離れたところのダンススクールに通っていたんです。最初にも言ったように、本当に女の子しかいないところで、一人で混ざって。だから、昔から僕は、とりあえず飛び込むことが大事かなと思っています。時には失敗もすると思いますが、その失敗は絶対成長につながると思うので、やれる時に全部注ぎ込んで、諦めずにやった方がいいんじゃないかな、と。
ーー豆原さんの座右の銘、大切にしている言葉はありますか。
豆原:今の話でもあったように、「挑戦」。ダンスを始めた時から今も、「やってみる?」って言われたことは、悩んだらやろうと思っていて。自分はダンスを中2から始めて、高1ぐらいの時に選抜クラスに行かせていただいて、「キッズの子たちにダンスを教えるのをやってみないか」って言われたんです。自分は今まで習っている立場で、学んできたことをキッズの子たちに教えるのは難しいんだろうなと思いましたけど、やってみたいなって。スクールの人たちがそう言ってくれるってことは、僕にちょっと可能性を感じてくれたのかなと思って挑戦しました。本当に挑戦を積み重ねて今があるというか。『PRODUCE 101』も最初は参加しないつもりでしたけど、途中でやっぱりやってみようと思うことができたからこそ、ここまでくることができましたし。そういうのも全部含めて、自分の人生の中では「挑戦」でずっと良い方向に巡り会えてきたから、これからもしていきたいなと思っています。
ーー子供の時からチャレンジするタイプだったんですか?
豆原:小さい頃から自信があったとまでは言わないですけど、ちょっと変なやつでした(笑)。小学生の頃から「アーティストになりたい」と言っていて。田舎なのでそんなこと言う人なんかいないですし、思っていても口にしないと思うんです。そういう意味では、その時からいろんなものに好奇心があったり、挑戦したいって思っていたのかな。結構、目立ちたがり屋だったと思います。
ーー過去のインタビューでは演技をやりたいと話していたこともありますが、豆原さんが今挑戦してみたいことはありますか。
豆原:一度映画に出させてもらったこともありますし、俳優業も今後はやっていきたいです。もっともっと勉強して、JO1に何か還元できたらな、と。映画を見るのも好きですし、何か吸収したいと思っています。
ーー日頃から映画やドラマを見て、刺激を受けているんですか?
豆原:僕たちは演技のレッスンも受けていて、その中でドラマを見る目がちょっと変わったというか。僕は、どういう思いでこのセリフを言っているんだろう、と考えたりするのが結構好きで、日本のドラマや日本の映画はだいぶ見ました。
ーー印象に残っている作品や俳優はいますか?
豆原:僕が好きな俳優さんは、山田裕貴さんです。感情や、その役の本当の部分に入りこむ感じ、その人から出るものがすごく伝わってくる。同じ山田裕貴さんなんだけど、作品によって違うその役の気持ちが見ている側にも伝わってくるのがめちゃめちゃかっこいいなと思っていて、本当に好きな俳優さんですね。僕が初めて見たのは『HiGH&LOW』の村山役。そこで単純に「かっこいい」って思ったのが第一印象でした。『あの頃、君を追いかけた』という映画で、雨の中泣きながら叫ぶシーンがあるんですけど、そういうのを見てすごく心が動かされて、色々と感じるものがあり、かっこいいなと思いました。そういう演技は難しいと思うんですけど、パフォーマンスにも生きてくるはずなので、自分でもやりたいし、もっと勉強したいですね。
ーー豆原さんは5年後、どんな自分になっていたいですか?
豆原:5年後……24歳ですね。正直、全然想像がつかないというか、今生きることに目一杯です(笑)。でももっと豆原一成として成長しておきたいなと思いますし、JO1としても、グループの目標である「世界で活躍する」というのが少しでも実現できたらなと。今やっていることが絶対5年後にも通じてくると思いますし、今がむしゃらに頑張って、5年後はちょっと安定的になれたらいいですね。5年後はJO1が国民的グループというか、「あのJO1だよね」って言われるように頑張っていきたいなと思います。あと、髭が似合う大人になりたいです(笑)。今は、「かわいい」と言ってくださる方が多いんですが、5年後は、ちょっと大人な雰囲気になりたいなって思いますね。
ーー最後に、10代の方に向けて豆原さんからメッセージをお願いします。
豆原:僕は19歳になりましたが、やっぱり10代って可能性が本当に無限にあるなと思っていて。10代に吸収したものはいつになっても忘れないと思いますし、10代のうちは飲み込みも早いですから、すぐに自分のパワーに変えることができる。10代って本当にすごいパワーを持っていると思うので、自分がやったことのないことや、まだ自分が可能性を感じていないかもしれないものも全部、挑戦をもっとしていってほしいです。後悔のないよう、10代を思いっきり楽しんでほしいなと思います。
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■リリース情報
『WANDERING』
発売日:2021年12月15日(水)
形態数:4形態(初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤、アニメ盤)
「Prologue」
※テレビ東京系アニメーション
『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』エンディングテーマ
2021年10月11日(月)0:00~
Linkfire:https://lnk.to/jo1prologue
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