SKE48初選抜の林美澪、青海ひな乃、野村実代インタビュー　中学1年生 最年少センターを据えたグループの最新モード

「いろんな人に真似してもらいたいダンスです」（青海）

――「あの頃の君を見ていた」は、爽やかな夏曲です。先程もお話にあったとおり、MVは沖縄で撮影したそうですね。

野村：ダンスシーンは、不安定な天気の中で撮影しました。雨が降るたび屋根の下に避難して、おさまってきたら撮影をするというのを繰り返していたので結構大変だったんですけど、踊っていて楽しい楽曲なのでみんなで裸足になってはしゃいでいました。先輩も一緒にわーわーキャーキャー言いながら。

青海：そうそう。「雨で髪が崩れる！」と言いながら、なんだかんだみんな笑顔で楽しんでいたので、それに引っ張られて私自身も楽しく撮影に参加できました。

――振り付けは、「恋落ちフラグ」と同じくs**t kingzのshojiさんです。

林：見どころは「思い出フィルターダンス」です。昔の自分や、昔の初恋相手を覗くという意味を込めた振りなんですけど、これがすごく可愛くて。個人的にはバズるんじゃないかなと思っています。TikTokだと、手振りで出来る踊りがはやっているので！

青海：shojiさんは、上半身が映ったときにキレイに映るダンスにしたと言ってくださいました。なので、脚よりも顔まわりの振りが多めなんです。真似しやすいと思うので、いろんな人に真似していただきたいです。

野村：「恋落ちフラグ」のときもそうだったんですけど、shojiさんはダンス以外のこともいろいろ考えて私達に接してくださるんです。今回言われたのは、「自分たちが楽しんでいれば、興味を持ってくれる人は絶対にいるよ」という言葉。だからまずは興味を持ってもらうために楽しんで踊ろう！と改めて気づかせてもらいました。

――ダンスシーンはひときわ気合いが入っていそうですね。ちなみに、沖縄自体はどうでした？

青海：楽しく過ごしました！　ずっと雨が降ったりやんだりだったんですけど、最終日には晴れて海がすっごくキレイで……。

野村：「沖縄に住みたい！」って言ってたもんね。

青海：そう！　せめてもう1回行きたい！

林：熊崎（晴香）さんは、ひな乃さんが「シーサー！　シーサー！」って何度も言っていたのが可愛かったって言っていました（笑）。

青海：そうなの！　シーサーがいたんですよ。はじめての沖縄だったので、“生シーサー”を見たのも初めてでテンションが上がっちゃいました。基本的に私は、ずっと楽しかったですね。3日間かけて撮影していて3日間とも大体海にいたんですけど、空き時間もとりあえず海に走っていってちょっとだけ入ったりしていました。空が曇っていて海も荒れていたのに、透明だから感動しちゃって。

野村：（青海は）陽キャだからね。私はどちらかというと逆なので、皆を見て「楽しそうだな。いいなぁ」と思っていました。

――ちょっと俯瞰で見ていたのですね。

野村：はい。私は、総選挙（2017年のAKB48 49thシングル 選抜総選挙）以来2度目の沖縄でした。総選挙のときは台風が来てしまって屋外でできなかったから、今回も雨予報で「大丈夫かな……」と思っていたんです。でも、晴れる瞬間が何度かあって撮影もなんとか終えることができてホッとしましたね。だからこそ、みんなが楽しそうにしている姿を見てほっこりしちゃったんです。

林：私は空き時間があまりなかったんですけど、沖縄の食べ物をたくさん食べられて満足です。特に「生紅芋タルト」は、デザート感があってすごく美味しかったんですよ。あとは、沖縄そばもちんすこうもサーターアンダギーも美味しかったです。もう、全部満喫しました。人生ではじめて海も見られたので、それも嬉しかったです。海！　石！　ナマコ！　みたいな（笑）。

野村：あ、ナマコいたね！　須田（亜香里）さんが触っていたんですけど、逃げました私（笑）。

林：私触りましたよ。須田さんに「触ってみて」って言われて。プニプニしていました。

青海：私、触っちゃいけないものだと思っていて、触らなかったんですよね……。触ればよかったなあ。それが悔いです！