48グループ×乃木坂×欅坂×IZ*ONEによる「必然性」は語り継がれる曲に? パフォーマンスを分析

 欅坂46は2018年、センターを務める平手友梨奈が体調不良などで休業することが多く、周りのメンバーが支え、乗り越えて来た。それを踏まえると、IZ4648の選抜メンバーは、今の欅坂46を表現するのにふさわしいメンバーと言える。坂道AKB第二弾楽曲「国境のない時代」のセンターを務めるなど、現在のアイドル界の顔の1人と言える長濱ねるや、『第60回 輝く!レコード大賞』や『第69回NHK紅白歌合戦』でセンターを務めた実力者の小林由依などが参加。いつもはエモーショナルな音楽とダンスで視聴者を驚かせる欅坂46だが、この日はパフォーマンスを楽しみ、アイドルらしさを出していたように感じた。

 日韓合同公開オーディション番組『PRODUCE 48』出身のIZ*ONEにとっては、いつもとは趣の違うパフォーマンスだった。放送後はWセンターを務めたチャン・ウォニョンと宮脇に話題が集中。特にチャン・ウォニョンのスタイルの良さと、14歳という若さも注目され人気が急上昇し、結果的にIZ*ONEを広く知らしめることに成功している。

 西野はすでに卒業し、指原は4月末に卒業コンサートを予定していることもあり、IZ4648のパフォーマンスはまさに“一夜限りの夢”となった。しかし、「必然性」は“平成最後のスーパーアイドルソング”として語り継がれる1曲になるだろう。

(文=本 手)

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