中居正広、太らない“正しい食事法”に驚き 「これが嘘っぽいでしょ!」

 6月22日に『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)が放送された。

 「53万部ベストセラー 医者が教える正しい食べ方」と題して、『医者が教える食事術 最強の教科書』の著者・牧田善二医師を招き、正しい食べ方と間違った食べ方を紹介していった。5月18日の出演に続き、再び登場した牧田氏。前回は、風邪気味だったため、声がガラガラだったが、今回は万全の状態で登場。「そうですね」という一言に、中居は「あれ、治ったんですか、声」と気遣うと、「おかげさまですっかり完治致しました。この前は大変失礼致しました」と牧田氏は陳謝した。

 正しい食事術とは、食べ順、食べ合わせ、栄養など、いま常識とされている食や領地に関する知識を医学的に正しく見直した食事方法のこと。ランキング形式で、7位「牛乳さえ飲めば骨が強くなる!は間違い」、6位「体重を気にして一食抜くのは非常識」、5位「頭を働かさるため、甘いものを食べるのは逆効果」、4位「太らないようツナ缶の油を捨てるのはもったいない」を解説していった。

 また、「太らせる原因は、唯一、糖質(炭水化物)です」「たっぷりの油で調理した肉や魚で太ることはない」「カロリーと肥満は関係ない」と牧田氏は提唱する。中居は「これが嘘っぽいでしょ!」といまだ信じてはいない様子で、「全くないわけと思うんですけどね。『(ザ!世界)仰天ニュース』(日本テレビ)で太ってる人の特集とかよくやるんですけど、だいたい揚げ物とマヨネーズと優しい婆ちゃんがいると太るっていうじゃない」と中居流の持論で共感を呼び、スタジオを笑わせた。牧田氏が言うには、人が太る原因は、糖質による血糖値の急上昇だけだといい、医学的にも油・脂肪は太らないと報告がされている。

 正しい食事術の3位は「濃い色の卵は栄養値が高いは誤解」。卵の色の濃さはニワトリの食べる餌によって変わってくることが分かっており、トウモロコシ主体の餌は黄色、そこにパプリカを混ざると赤、お米は黄身が白くなる。また、殻の色が濃かったり、黄身を箸で掴めたとしても、それは栄養には関係せず、新鮮さの判断にはなるが、新鮮だからといって栄養が多いとは言えない。パッケージに記載されている成分表によって判断ができる。

 2位は「美味しく食べるため、カレーを1日寝かせるのは要注意」というもの。無酸素状態にあるカレー鍋は、温度が下がるとウェルシュ菌が大好きな環境となり、一晩で菌は大増殖していく。これを防ぐためには、平らな容器に小分けをして早めに冷蔵庫か冷凍庫へ。また温めて食べるときは、底から上へと混ぜよく空気と触れさせること。酸素が苦手なため菌の増殖を抑えることができる。

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