欅坂46、6thシングルのフォーメーションは原点回帰? 全員選抜の要となる各ポジションに注目

 今回のフロントはパフォーマンス重視に見えるが、それぞれに物語があり、未来を見据えていることも伺える。またフロントだけでなく、裏センターとも言える平手の後ろには長濱。その両脇にはキャプテンの菅井と副キャプテンの守屋という、平手を守る布陣としても完璧だ。テレビに一番映りやすい6人のポジションとしても隙がない。さらには3列目にダンスメンバーが集中しているのも特徴的で、ここが新曲のキーポイントになるのではないだろうか。

 今回の布陣は、『夏の全国ツアー』から年末年始にかけての様々な出来事により、世間の注目と期待が高まっているからこそ、確実なメンバーを選んだと推測できる。また、それは対世間だけでなく、日本武道館3Daysライブを成功させたけやき坂46を意識しているようにも感じられる。6thシングルには、ひらがなの新曲「イマニミテイロ」も収録。表題曲と勝負する構図にも捉えられるのではないだろうか。いずれにせよ、漢字欅が新曲でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今後の続報を待ちたい。

(文=本 手)

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