星野源、『映画ドラえもん』主題歌は“みんなを繋ぐ歌”に 『ANN』での発言から聴きどころを考察
一度聴いたら口ずさみたくなる「ドラえもん」の名前を歌うキャッチーなサビや、爽やかなアレンジなどから『ドラえもん』にふさわしいポップスであることを感じる一方、細部へのこだわりを感じるサウンドはコアなリスナーにとっても聴きごたえのあるものになっている。星野は今回、“笑点とニューオーリンズのハイブリッド”を目指したと明かしていた。その目標通り、「ドラえもん」はポップスという一言では片付けられない、日曜日のお茶の間に流れてきそうなどこか懐かしい雰囲気と、軽快なサウンドがうまく混ざり合ったサウンドに仕上がっている。エレクトリックピアノを前面に出す、という星野にとって初めての試みもあり、「とにかく楽しかった」というレコーディング時のハッピーな雰囲気が伝わってくる楽曲だ。
番組中、自分の力だけでは届けられないところにも曲を届けられる、とタイアップについて語っていた星野。「みんなを繋ぐ歌になったら」という言葉通り、国民的人気を誇る『ドラえもん』を通じてこれまで以上に老若男女に知られる楽曲となりそうだ。
(文=村上夏菜)