EXILE AKIRA、小林直己、青柳翔……“縁”の素晴らしさを改めて感じた「ある活動」とは?

 EXILE HIROの初プロデュース映画となる『たたら侍』。2016年の冬以降に公開予定で、多くのファンが首を長くして待っている作品である。『たたら侍』は、日本文化の発祥の地とも言われている出雲を舞台にし、日本人の心を描いた本格時代劇だ。奥出雲の村に存在する天下無双の鉄で、名刀を生み出す唯一無二の鉄・玉鋼。生まれた時から、この玉鋼を生み出す「たたら吹き」を守ることが宿命づけられている青年がいたが、いつしか青年は侍に憧れる。強くなって村を守ることも、「たたら吹き」を守ることに繋がると考えた青年は村を出て行くことを決意。しかし現実は厳しく、村を出たことを後悔し始める。そんな青年は旅の途中で日本刀に秘められた凄さを知り、たたら吹きを受け継いでいくーーこれが『たたら侍』のあらすじだ。

 この『たたら侍』は、島根県内の7つの市町村でロケを行なったそうで、それにちなんで出演者である青柳翔、EXILE AKIRA、小林直己が同県の観光プロモーション「ご縁の国しまね」のイメージキャラクターに抜擢。その様子が、5月23日放送の『週刊EXILE』(TBS系)にて放送された。

 今後、さまざまなコンテンツを展開していく予定の「ご縁の国しまね」プロモーションだが、今回は縁結びの聖地である島根県ならではの「ご縁」をテーマにした旅を撮影。3人にはそれぞれ担当地域が割り当てられており、青柳は隠岐担当、AKIRAは石見担当、小林は出雲担当だ。そんな3人は今回の旅の撮影について、このようなコメントをしていた。

「人の温かさと言いますか、人と人の触れ合いって大事なんだなって改めて感じさせてくれるような旅でした」(青柳翔)
「自分達がプロモーションをするんですけれども、島根の方々、石見の方々にたくさんのことを教えていただいた良いきっかけでもありましたね」(EXILE AKIRA)
「海外の方に会って日本の素晴らしさを伝えられる場所ってどこなのかなと思った時に、出雲の色々な場所を通じて日本の歴史、素晴らしさを自分も知れて良かった。改めてその素晴らしさに気付けるような旅でした」(小林直己)

 このコメントを見ると、全員に共通しているのが「人との繋がりを感じた」という感想である。この“縁”は、彼らにとっても欠かせないものだ。例えば、AKIRAはクラブで踊っていたところを偶然MAKIDAIとUSAに見られていたことがきっかけとなり、EXILEに加入。そして後にダンスをしていた小林と出会い、小林もEXILEとして活動をスタートした。青柳も元々ボーカル志望であったが、事務所スタッフからのアドバイスがあり役者の道へ進んだ。彼らが今、パフォーマーとして、役者として第一線で活躍するきっかけとなっているのは、すべて人との繋がりなのだ。だからこそ、今回のプロモーションを通して改めて“縁”の素晴らしさを感じたのではないだろうか。そして、そんな3人だからこそ縁結び発祥の地を上手くアピールできるのだと思う。

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