SMAP・香取慎吾、『BISTRO SMAP』20年史を振り返る「俺の置き場所、定まってなかった」

 番組後半では、かつてメンバーであった森最後の出演となった映像をオンエア。SMAPから森が脱退したことを境に、香取慎吾がレギュラーシェフに就任したが、彼はその当時を「森くんがいなくなるという大きいことがなければ、俺には料理させる気なかったんだ!  中居くんがオーナーとして司会でトークして、(自分が)アシスタントでしょ?  定まってなかったんだね。俺の置き場所」と自身の番組の中での立ち位置を振り返った。

 また、木村はBISTRO SMAPについて「食事っていう一つのカテゴリーで、ゲストの色んな方たちの色んな面を感じ取ることが出来るので、すごいコーナーだと思います」と述べた。最後に、稲垣は5年前に“出張BISTRO”として東北の被災地に訪れたことについて、「本当に被災地の方々が喜んでくださったのは嬉しかったし、食べ物って本当に自然に笑顔になるし、ちょっと心が寂しい時とか一番温まりますよね。心も体も。食べ物の力って本当に大きいなって、もちろん歌の力も大きいですけど、お腹空いてたら何も出来ないしね」と笑顔で語り番組が終了した。

 20年間の「BISTRO SMAP」の歩みを振り返った今回の放送。これからまた、どのようなゲストや物語が生まれるのか追っていきたい。

(文=向原康太)

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