小林武史プロデュースの新人ユニットanderlust、<Sony Music>よりメジャーデビュー決定
anderlustが、3月30日に<Sony Music>よりシングル『帰り道』でメジャーデビューすることを発表した。
anderlustは、女性ファッション雑誌『NYLON JAPAN』と<Sony Music>によって2014年に開催されたオーディション「JAM」のミュージック・パフォーマンス部門で、NYLON賞を受賞したシンガーソングライターの越野アンナが、枠にとらわれない新しい形の音楽表現を目指してベーシスト西塚真吾と共に立ち上げたユニット。オーディションでの受賞がきっかけで、デビューに向け小林武史がプロデュースを手がけ、楽曲制作にも全面協力することになった。
ユニット名の「anderlust」とは、抑えきれない旅への衝動を意味する「wanderlust」から、「w」をあえてとった造語。「今の時代を生きる二人の若者が自らの人生の旅路を歩む中で、各々が思い描く自由への渇望や欲求」といった意味が込められている。
表題曲の「帰り道」は、越野の伸びやかな歌声が印象的な、ミディアムロックナンバー。小林武史プロデュースによる、どこか懐かしい雰囲気を残す現代ロックサウンドに仕上がっている。美しい夕景をモチーフにしたMVが近日公開予定とのこと。
「帰り道」はデモの段階で映画監督・水田伸生氏の耳にとまり、2016年4月公開の多部未華子主演映画『あやしい彼女』の主題歌にも抜擢。さらに越野は主人公の孫と共に音楽の道を志す仲間の1人として、演技にも初挑戦する。
今後は、⾳楽に限らず映像やアート、ファッションなど様々なクリエイティビティーを持つ新メンバー加⼊も視野に⼊れながら、彼ら主催のショートムービーコンテストも行うとのこと。
プロデューサー 小林武史コメント
ある意味日本人離れした幅の広い音楽性を持ったシンガーソングライター・越野アンナと、音楽に対して誠実であろうとし、同時に強い探究心を持つベーシスト・西塚真吾、という二人が”anderlust”というユニットなわけだが、彼らは音楽の趣味が似ているから、演奏していることがただ楽しいから、という理由でユニットを組んでいるのではないと思う。
彼らと話してみて思うのは、確固たるメッセージがあるわけではなく、とにかく”伝えたい”と強く思っていることだ。
”伝えたい”と思っているから、”どうやったら伝わるか”を考えて、その”伝わるものが何なのか”を探していこうとしている。彼らのデビューは、長くなるかもしれない探求のための旅の始まりなのだろう。
その旅の中で彼らは”生きていることは、捨てたものじゃない”と思えるような、景色や物語やメロディーにたくさん出会うのだろう。それが多くの人に”伝わっていく”ことを願っている。
映画監督:水田伸生氏コメント
小林武史さんと一緒に作った書き下ろしデモを聴いて、楽曲の圧倒的な魅力、アンナの透明で伸びやかな歌声に即決しました。その時に私の頭に浮かんだアイデアは「アンナの映画出演♪」…アンナは快諾してくれただけでなく、演技者としても私を魅了してくれました!
■リリース情報
Debut Single『帰り道』
発売:2016年3月30日
価格:
初回生産限定盤 CD+DVD¥1,620
通常盤 CD Only ¥1,300
<収録曲>
1.帰り道(映画『あやしい彼女』主題歌)
2.風船 ep.1
3.A.I.
4.帰り道 ~Instrumental~(通常盤のみ)
<DVD収録内容>
DVD:「帰り道」MUSIC VIDEO + MUSIC VIDEOメイキング映像
Produced by 小林武史
作詞・作曲:小林武史・越野アンナ
anderlust Official Site
https://www.anderlust.jp/