ブランドン・コールマンが、12月2日に1stアルバム『セルフ・トート』をリリースすると発表した。

　ブランドンは、先日のカマシ・ワシントン来日公演にも参加し、ケンドリック・ラマーやフライング・ロータスなどの諸作を支える、LAジャズ集団WCGD(ウェスト・コースト・ゲット・ダウン)には欠かせないメイン・プレイヤー＆鍵盤奏者。同作は、2011年にCD-Rで極少量で自主リリースされたもの。ハービー・ハンコックのスタジオ・アルバム『ヘッドハンターズ』を彷彿とさせる、ソウル、ファンク、ディスコ、ブギーを横断する一枚だ。

　ジャズ評論家であり、『Jazz The New Chapter』の監修を務める柳樂光隆氏は同作について、「こんなアルバムが埋まっているなんて、やはり今のLAのジャズ・シーンは底が知れない。改めてそんなことを思わせる作品だ」とコメントしている。

　世界初のCD化作品としてリリースされる同作は、日本独自企画盤としてオリジナル曲に加え、未発表曲「Sol Man」をボーナス・トラックとして追加収録される。なお、iTunesにてアルバムを予約すると、公開中の「Never the Same」がダウンロード可能だ。

■リリース情報
ブランドン・コールマン『セルフ・トート』
発売：12月2日（水）
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Tower Records
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