AKB48岡田奈々、後輩メンバーの台頭を危惧「『てんとうむChu!だけじゃ力不足なのかな』と思った」
その後、7人は日光東照宮へ。渋谷は北川と仲が良いことについて「遠慮しないでいられるし、同期の中で選抜に一人だけ入ってたりとか境遇が似てる。だから会った時にいっぱい相談し合った」と語り、北川は「『考えてない』と思われることが多いけど、意外と考えてます」と笑った。そして小嶋が「奈々と私って2年前に掴みあいの大げんかをした」と語り、田島から「それだけ仲が良い証拠だよ」と諫められると、岡田は「今年のヤングツアーで“でんでんむChu!”の結成が発表されたじゃん。どう思った?」と若手の台頭を危惧。西野はこれに対し、「お互いに高め合えるのかなって思うし、こちらの方が絆が深い」と大人の意見を語ると、朝長は「秋元先生に『公式ライバルだから』て言われたよね。だけどあまりバチバチはやらないように」、渋谷は「2つのユニットができること自体良いことだから、次世代と言ってもらえる私たちがそれぞれ、グループを大きくできれば」と達観したコメントを残した。
番組の最後には、一旦落ち着くかと思われた7人だったが、岡田が「正直な気持ちを言うと、『てんとうむChu!だけじゃ力不足なのかな』と思った」と涙ながらに心の内を明かすと、小嶋は「でも、でんでんむChu!ができたからこうやって番組にも出られてる」んだよと岡田を慰め、西野が「何事も前向きに、明るくしていたほうが前に進むから」と締めの円陣を組んだところで番組が終了した。
若手メンバーの躍進ぶりと、それゆえの葛藤が明らかになった今回の放送。次回は市川美織(NMB48)、向井地美音(AKB48)、村山彩希(AKB48)による「元子役メンバーの登山旅行」がオンエアされる予定だ。
(文=向原康太)