乃木坂46、“公式お兄ちゃん”バナナマンの音楽特番登場 設楽「我々、癒着がありますから(笑)」 

 バナナマンと久保田祐佳NHKアナウンサーがMCを務める音楽バラエティ特番『バナナ♪ゼロミュージック』(NHK総合)が3月23日に放送された。

 同番組は、“にわか音楽通”を目指す音楽トークバラエティーで、2014年末の『紅白歌合戦』の副音声『ウラトークチャンネル』を担当したバナナマンの設楽統と日村勇紀、そして久保田アナが笑いに富んだ掛け合いを楽しみつつ、音楽に対する視聴者のピュアな疑問に答えるもの。ゲストには乃木坂46、谷中敦・加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)、西内まりや、森山直太朗、クリス・ハートが迎えられた。

 冒頭、サイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)が率いる、番組スペシャルバンド『オルケスタ・“バナナゼロ”・ムジカ』が即興演奏を披露し、音楽に合わせてバナナマンの2人と久保田アナが登場。設楽が「またこうやって3人で出来て嬉しいな」と語り、西内・谷中・加藤・クリスの4人を呼び寄せた。

 全員が着席したあと、番組は視聴者から寄せられた「いまさら聞けない音楽の悩み」について回答するコーナーへ。まずは「スカってなんですか?」という質問について、日村が「テンポがウラ取ってるじゃん、スカ・スカ・スカって」独特の感性で答えると、谷中は「大体合ってる。諸説あるけど、当時のジャマイカのミュージシャンが『スチャスチャって弾いてくれ』といったところから来ている」と正解を述べた。この回答に加藤が「ある年にジャマイカで猛暑があって、テンポがゆるくなっていってできたのがレゲエだと言われている」と豆知識を披露し、スタジオメンバーを感心させた。

 続いて寄せられた「カラオケで自分の順番じゃないとき、何をすればいい?」という質問については、設楽が「カラオケ自体行きます?」とゲストへ投げかけ、西内が「家族とも友達とも、一人でも行きます」とプライベートを明かすと、クリスは「デビューする前のサラリーマン時代にはみんなで行ってた。歌ってないときはチームプレイなので、リズムをキープするのが大事」と実体験を交えたアドバイスを贈った。また、この回答に対し、設楽はバナナマンとしてライブの打ち上げなどでカラオケを利用することがあると語り「最初のうちは俺と日村さんでDA PUMPの『if...』を歌うね」とコンビ仲の良さを見せつけた。

 その後、スペシャルステージとして、西内がバンドサウンドとスタジオメンバーのマラカスやタンバリンの音に合わせ、DREAMS COME TRUEの「うれしはずかし朝帰り」を熱唱。続けてクリスが中島みゆき「糸」を持ち前の美声でしっとりと歌い上げた。スタジオメンバーはサイトウ“JxJx”ジュンにマラカス・タンバリンのカッコいい使い方を教わり、思い思いの演奏を繰り広げていた。

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