SKE48メンバーがドキュメンタリー映画の裏側語る 松井玲奈「辛かったことが楽しい気持ちに昇華できてる」

 会見中盤では、映画において重要なファクターを占める、振付師の牧野アンナがサプライズゲストとして登場。牧野は「(SKE48の立ち上げ前に)少しAKB48のメンバーと関わる機会があり、SKE48はみんなで支えあい、後輩の面倒をみることができるチーム力をつけていきたいと思っていて、『汗をかいて髪を振り乱す』チームを目指すべく指導していた。厳しいレッスンは、指導するほうもすごく辛いけど、彼女たちにとって一番辛いことは、ハードなレッスンよりステージの上で評価されないことだと思ったので、とにかく心を鬼にしました」と、映画内でも描かれている厳しいレッスンの裏に込めた愛情を語った。続けて牧野は「彼女たちは人生をかけて戦っていますので、私も真剣にやらなければ向き合えません。真剣に、彼女たちへ愛を持って向かいあわなければ、絶対に出来ない指導を行ってきました。この映画では、それをメンバーのみんなが感じ取ってくれていたんだというのが分かって、泣きたいほど嬉しい」と、自身の指導に込めたメッセージをメンバーが受け取っていた事実に対し、感慨深げにコメントしていた。

 会見の最後には、石原真監督が「ドキュメンタリー映画のそれぞれのシーンに、沢山の情報を詰め込んでいますので、
1回と言わず、2回3回、お友達を誘って見に来てください」とコメントすると、松井は「これをきっかけにSKE48のこれからにも注目して頂けたら嬉しい。3月末にはたくさんのメンバーが卒業してしまいますが、これからのSKE48の活動が、リアルなドキュメントになっていくと思いますので是非注目して下さい」と、今後の活動についての意気込みを語り、舞台挨拶が終了した。

 なお、現在リアルサウンドでは同映画の公開に先駆け、松井玲奈と大矢真那のインタビュー【SKE48松井玲奈と大矢真那が語る、激動の6年間とこれからの課題「今はグループを立て直す時」】を公開中。2人は映画の撮影秘話やグループの歴史、これからSKE48を立て直していくための方法について語ってくれている。

『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』ポスター。

■映画情報
タイトル:『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』
企画:秋元 康
監督:石原 真
出演:SKE48    
(C)2015「DOCUMENTARY of SKE48」製作委員会  
公式サイトURL:www.2015-ske48.jp

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