KAT-TUN、『Mステ』でキャリアを振り返る 亀梨和也「4人になってしまって申し訳ないんですが…」

 3番手に登場したKAT-TUNは、デビュー曲の「Real Face」を松本孝弘が作曲したことにちなんで、当時の話を語った。まず、亀梨和也が「全員が20歳になるまでデビュー出来なかった」と世に出るまでに時間を要したことを語ると、中丸雄一が「Real Face」について「ライブでも毎回歌わせてもらうんですけど、(2011年にグラミー賞を受賞した松本の力に)あやからせてもらって、自信満々で歌ってます」と、松本へ感謝の気持ちを口にした。また、デビュー時からメンバーに変動があったことについて、亀梨が「4人になってしまって申し訳ないんですが…」と苦笑いしながらタモリに向けて語り、6月4日にリリースしてドラマ主題歌としても話題の『In Fact』から、表題曲を披露した。

 4番手の平井堅は、同番組が「数々のアーティストがカバーしてきた曲」と紹介したサザンオールスターズ「いとしのエリー」について、「なんかもう、すいません。一生懸命歌います」と、同曲を歌うことへの重圧を口にした。これに対し、タモリが「桑田(佳祐)さん、今日見てるんですかね?」と語ると、平井は「チャンネルを替えてください…。いや、そんなこと言ったら干されるので、やっぱりチャンネルは替えないでください」と混乱し、同曲を透明感のある声で歌い上げた。

 最後に登場したのは松本孝弘。タモリから同番組のテーマ曲である「#1090 千夢一夜」について訪ねられた松本は「十何年ぶりになるんですね。時間をかけて大切な曲になりました」と同曲とともに歩んだ時間を振り返った。続けて「この曲を作った時に、欲しかったギターの銘柄にちなんで「1090」と付けたんですけど、テレビ朝日の人にダメだって言われて『千夢一夜』を付けたんです」と、作曲時の裏話を明かし、4月30日にリリースしたアルバム『New Horizon』の表題曲と、「#1090 千夢一夜」のスペシャルメドレーを演奏した。

 今回の放送。次回6月14日の放送は、絢香、ウカスカジー、キング・クリームソーダ、コールドプレイ、Hey! Say! JUMPゲストにを迎える予定だ。
(文=向原康太)

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