Flower、ニューシングル発売決定 E-girls内におけるポジショニングとは
E-girlsの中心メンバーとしても活躍する8人組グループFlowerが、ニューシングルを6月11日にリリースすることが決定した。7枚目となる本作は、1月にリリースした1stアルバム『Flower』から約5か月ぶりのリリースとなる。また、このリリースを記念したイベントが、GW中の5月3日(土)〜6日(火)に開催されることも決定。翌週以降の週末も、全国各地で続々とイベントが開催される予定となっている。
1stアルバム『Flower』が売り上げ15万枚を突破し、先月3月19日にリリースされたE-girlsの2ndアルバム『COLORFUL POP』はオリコンウィークリー初登場1位にランクイン。勢いを増す両グループだが、E-girlsやFlowerの関係性がいまいちよくわからない、という方もいるかもしれない。そこで今回は、E-girlsとはそもそもどんなグループなのかをおさらいするとともに、グループの近況をまとめてみたい。
E-girlsは、EXILEのリーダー・HIROが代表取締役を務める芸能事務所、LDH所属の女性グループ、Dream、Happiness、Flowerを中心に構成されたガールズ・エンターテインメント・プロジェクトで、現在29名(うち1人が脱退を表明)が所属している。一作品ごとにE-girlsの中から最高のパフォーマンスを発揮できるメンバーを選出するのが特徴で、本格的なダンスパフォーマンスと高い歌唱力、ファッショナブルなスタイルにより、若い女性からアイドルファンにまで幅広く支持されている。
元となっているグループをそれぞれ解説すると、Dreamは2000年「avex dream 2000」でグランプリを獲得したメンバーで結成、当初はdreamという名称だった。その後、何度かのメンバーチェンジを繰り返し、2008年にLDHに移籍、2011年からE-girlsとしても活動を開始した。長い下積みを経たからこそのサクセスストーリーには、EXILEのそれと共通するものがあり、ある意味では「EXILE PRIDE」をもっとも体現している象徴的グループといって良いかもしれない。E-girlsリーダーのAyaや、シングル『クルクル』で存在感を増したAmiが所属していることから、今のE-girlsの華やかなパブリックイメージを牽引しているグループともいえるだろう。現在は4人組となっている。