未来型ピアノトリオSchroeder-Headz のツアーにsleepy.ab、DE DE MOUSEらが参加決定
DE DE MOUSEや佐野元春や柴咲コウ、後藤まりこ等のアーティストとのレコーディングや、ライブでのサポートキーボーディストなどの活躍で知られる渡辺シュンスケ。彼がジャズにとらわれない未来のピアノトリオを作ろうという目的で始めたポストジャズプロジェクトがSchroeder-Headzだ。同プロジェクトは先日、アルバム『Synesthesia』を2月19日にリリース。そして5月から行われる『Synesthesia』リリースツアーに、sleepy.ab、DE DE MOUSEの出演が決定した。
エレクトロニカ、ブレイクビーツ、ポスト・ロックといった現代のポップ音楽を、ジャズやクラシックのフィルターを通し、表現するSchroeder-Headz。美しいメロディを奏でるリリカルなピアノを中心に、ベースとドラムが紡ぎ出すオーガニックなビートとプログラミングを融合させた独自のサウンドが話題を呼び、2010年にリリースしたデビューアルバム『NEWDAYS』は、VILLAGE VANGUARDを中心にロングセールスを続け、アルバム収録曲「NEWDAYS」もiTunes JAZZシングルチャートで1位にランクされた。また、自身のプロジェクトとして”はSchroeder-Headz”の他、オリジナルソングをボーカル&ピアノで披露する”cafelon”としても定期的にライブ活動を行っている。
最新アルバムである『Synesthesia』のタイトルの意味は共感覚。文字や音に色を感じたり、形に味を感じたりする感覚のことであり、そのタイトルを付けた理由を渡辺はこう語っている。
「僕個人、おそらく共感覚は持っていませんが、音楽から色を感じるイメージはあります。ピアノが主役であるこのアルバムにおいて、一番ミニマムなアンサンブルであるトリオ形態による自由な演奏と、EDM的なエディット作業を駆使することによって、白黒のモノトーン世界から溢れ出す、みずみずしい躍動感に満ちた、カラフルで新しい世界を曲ごとに感じてほしい。そしてそれはちょうど共感覚のように、聞く人によって全く異なる、それぞれの色彩へとなってほしい。このアルバムタイトルには、そんな願いが込められています」
ジャケットのイラストはASIAN KUNG-FU GENERATION他数多くのアーティストのCDジャケットや赤川次郎、石田衣良、森見登美彦などの書籍カヴァーも手掛ける中村佑介氏の描き下ろし。ジャケットワークにおいても、ピアノの中に拡がる色鮮やかな音世界が描かれている。
今回のツアーはワンマンと対バンによるライブとなっており、それぞれのアーティストが紡ぎ出すカラフルな音世界をイメージすることができるだろう。
(文=編集部)
■リリース情報
『Synesthesia』
発売:2月19日
価格:¥2,600+税
<収録曲>
01.Memento Mori
02.Blue Bird
03.3 on 3
04.Follow Me
05.Tokyo Tribal Sacrifice
06.Far Eastern Tale
07.Petal
08.Midnight Sun
09.Wildthing's Arm
10.The Award for The Most Stupid Question
■ライブ情報
『Schroeder-Headz 2nd ALBUM「Synesthesia」リリースツアー』
5月4日(日) 大阪・梅田Zeela
※ワンマンライブ
5月5日(月・祝) 名古屋 CLUB UP SET
※ワンマンライブ
5月23日(金) 長崎Ohana Café
ゲストアクト:DE DE MOUSE
5月24日(土) 福岡・春吉INSA
ゲストアクト:DE DE MOUSE + his drummer オープニングゲスト:macro room group
6月1日(日) 東京・渋谷 WWW
※ワンマンライブ
6月13日(金) 宮城・仙台HooK
ゲストアクト:DE DE MOUSE + his drummer
6月27日(金) 北海道・札幌ベッシーホール
ゲストアクト:sleepy.ab オープニングゲスト:chikyunokiki
◎Schroeder-Headz オフィシャルサイト
http://schroeder-headz.com/
◎Schroeder-Headz Twitter
https://twitter.com/schroederheadz
◎Schroeder-Headz facebook
https://www.facebook.com/schroederheadz