『ラブ トランジット 35+』男性メンバー座談会 元恋人との再会で見つけた答えと育まれた友情「自分らしくいていい」

35歳以上の男女10人が、元恋人“X”とともに約1カ月間共に生活を送り、過去の恋と新たな恋の間で揺れ動くPrime Videoの恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット 35+』。
恋の行方はもちろん、共同生活を重ねるなかで少しずつ育まれていく参加者同士の関係性も、本作を彩る大きな魅力のひとつだ。男性参加者のサトシ、ひかる、りょう、ヒロヨシ、ダイチも、年齢やバックグラウンドはそれぞれ異なりながら、約1カ月をともに過ごし、すっかり打ち解けた様子を見せていた。
今回はそんな5人に集まってもらい、共同生活のなかで育まれた友情や自身のXと改めて向き合ったことで気づいたことなど、旅の日々をたっぷりと振り返ってもらった。(すなくじら)
約1カ月の共同生活で見えた、5人それぞれの素顔

――約1カ月の共同生活を振り返って、まずは隣に座っている方との印象的な思い出を教えてください。サトシさんから、ひかるさんについてお願いします。
サトシ:いろいろありますが、特に印象に残っているのが、僕が福岡から(ホカンスに)持っていった醤油のことです。僕が一番好きな醤油で、自分が使いたかったのもあるんですけど、せっかくなら皆さんにも使ってほしくて。「よかったら使ってください」と紹介していたら、数日後、ひかるくんが料理をするときに「サトシの醤油、使っていい?」って、わざわざ確認してくれたんです。自由に使ってもらってよかったのに、その心配りというか、繊細な部分に触れて「ああ、みんなで共同生活してるんだな」と感じました。料理のプロであるひかるくんが、自分の料理に僕の醤油を使ってくれたことも嬉しかったですね。
ひかる:僕、もともと九州の醤油が好きなんですよ。以前働いていたところでも結構使っていたので、むしろ僕の方が嬉しかったです。長い共同生活のなかで、そういうものを持ってきてくれる人がいるってありがたいですよね。
りょう:ダイちゃんも俺も九州に住んでいたから、九州の醤油は馴染みがあるんだよね。
ダイチ:確かに。サトシはそういうところあるよね。気が利くというか、先のことを考えて準備する。
サトシ:準備して臨むタイプなのかもしれないです。ただ、いざというときには、自分で準備したことを忘れているんですけど(笑)。

――続いて、ひかるさんから見たりょうさんは?
ひかる:りょうちんは、いつも隣にいてくれた人です。本当に気が合うし、一緒にいてすごく楽。思い出が多すぎて、一つには絞れないですね。出会えてよかったと心から思える存在です。ふざけているように見えるけど、実は一番周りに気を使ってくれていたんじゃないかな。すぐ茶化すんですけど(笑)、それも彼の良さであり、大人の魅力だと思います。
りょう:ずっと隣にいたよね。リビングが定位置みたいになっていて。
ひかる:2人とも、いかんせんデートに誘われなくて(笑)。コーヒーを片手に並んで座って、「俺たち、いつもここにいるね」って。
ダイチ:違うんだよ、自分から誘うんだよ(笑)。2人とも“誘われ待ち”なんだよね。意外とガツガツしてない。
――りょうさんから見たヒロヨシさんはいかがですか?
りょう:ヒロちゃんは最年長で一番の兄貴なのに、偉そうな素振りがまったくないんですよ。僕らにもすごくフランクに接してくれるから、自然といじられ役になるというか(笑)。ずっとそんな感じでした。
ヒロヨシ:確かに、ずっといじられていましたね。
りょう:男性陣だけじゃなくて、女性陣からもかなりいじられてたよね。「ポンコツ」って言われたり(笑)。
ヒロヨシ:そうそう。でも配信では、その「ポンコツ」なところはあまり使われてないみたい。
ダイチ:こんなに完璧な人なのにギャップだよね。

――そんなヒロヨシさんから見たダイチさんは?
ヒロヨシ:ダイちゃんは最初に部屋に入ってきたときから本当にしっかりしていて、ずっと全体のバランスを取ってくれていました。サッカーで自分と同じボランチをやっていたと聞いて、そこから話していくうちに、自分と似ている部分が多いなと思って。いろんな話をさせてもらいました。お互いに「Xがしっかりしている」と思っていたんですよね。だから、共通点も多くてめっちゃ好きです(笑)。
――最後に、ダイチさんからサトシさんへお願いします。
ダイチ:サトシは、会う人会う人にちょっとしたサプライズをする人なんです。配信でも「渡したいものがある」というシーンがあったり、Tシャツにメッセージを込めたり。さっきの醤油もそうですよね。誰かのために動ける人です。
ただ、最初の頃は、この番組ならではの「誰のXが誰なのか」をすごく気にしていて、動きたくても動けなかったんだと思います。僕とひかると3人で車中で話したときに、少し吹っ切れたように見えましたが、それでもずっと葛藤していて、一人で戦っていた。一番年下なのに、一番甘えていなかった参加者です。年上として、もっと甘えさせてあげられたらよかったなと思います。
サトシ:恋愛をしに来ている場所なので、兄さんたちに甘えたい気持ちはあっても、好きな人が目の前にいる環境でどんな顔や態度でいればいいのか、正解がわからなかったんです。兄さんたちとは仲良くなりたい。でも女性にはアプローチもしていかなくちゃいけない。自分の立ち位置がわからなくなっていました。
そんなときに、ひかるくんとダイちゃんと3人で車中で話す機会があって。2人の考えを聞いて、「自分らしくいていいんだ」「わからないなら、わからないままでいいんじゃない」と思えたんです。自然体でいいんだと思えて、そこからすごく楽になりましたし、少しずつ変われたと思います。皆さんがいてくれたから、自分のXとも向き合うことができました。
ダイチ:俺らから見たら可愛い弟なんだけど、女性陣から見たらストレートでしっかりしてるから、男らしく映ると思いますよ。
ひかる:そう考えると、サトシ以外はみんな“おじ”なんだよね(笑)。
ダイチ:そうなんだよ。俺ら4人まとめて「おじフォー」って呼ばれてたよね。



















