Z世代に人気のキーボードアプリ『Simeji』がPCに進出 AI音声入力機能を搭載してリリース
バイドゥが提供するきせかえ顔文字キーボードアプリ『Simeji』が、PC向け新製品『Simeji AI音声入力』を6月29日にリリースすることが発表された。
『Simeji』は2006年のサービス開始以来、日本語入力体験を磨き続け、累計7,500万ダウンロードを記録するキーボードアプリへと成長してきた。自分らしい「好き」を詰め込んだキーボードのデザインカスタマイズや、50万種類以上の顔文字・絵文字・AA、日本特有のトレンド用語やアーティスト名などの専門用語を網羅したクラウド変換機能などを提供している。
今回の新製品リリースは、サービス開始から18周年を迎える節目に行われるもの。「スマートフォンキーボードアプリ」から、子供から大人まですべての層のコミュニケーション課題を解決する「コミュニケーションサポートツール」への進化を目指すという。その第一歩として、スマートフォンで培ってきた日本語入力の知見をデスクトップ環境にも展開する。
『Simeji AI音声入力』の特徴は大きく4点。1点目は、18年分の日本語入力知見を活かした表現力と効率化。同音異義語、カタカナ語、造語、Z世代の言葉、トレンドワード、絵文字、顔文字に対応するほか、「あー」「えっと」などのつなぎ言葉や言い間違いを検知して整理し、自然な日本語へ変換する。大阪弁や博多弁などの方言にも対応し、標準語のテキストへ整形する。
2点目は、消音レベルの小さな声でも聞き取り・解析し、自然な文章へ整形する小音入力能力。Simejiが実施したAI音声入力に関するアンケート調査(回答数1,633件)では、スマートフォンの音声入力を「使ったことがない」と回答した人は39.6%にのぼり、その理由として「声を出すのが恥ずかしい」(31%)といった心理的なハードルが挙げられていた。一方で、全体では69.4%がAI音声入力に前向きな意向を示している。
3点目は、利用シーンに合わせて文章のテイストを自動で調整する機能。LINE、X、Instagram、メール、レポート、会議メモ、コーディングなど、プライベートから仕事、勉強まで幅広いシーンに対応する。コーディング時にはコンテキストに基づいた変数・関数・ファイル名の認識、ショートカットコマンドや画像リソースの参照にも対応する。
4点目は、日本チームによる日本のユーザー向けサポート体制。現在、日本向けに独自開発されたAI音声入力ツールはほとんどなく、その多くが海外向けサービスのローカライズ対応にとどまっているという。
あわせて、リリース記念として2つのキャンペーンが6月29日より開始される。1つは、他社の音声入力サービスから乗り換えた利用者にPro機能3ヶ月無料を提供する「乗り換えキャンペーン」。もう1つは、公式X(@Simeji_AIVoice)の対象投稿をリポストした人の中から抽選で1,800名にAmazonギフトカード100円分をプレゼントし、参加者全員にPro機能2ヶ月無料を提供する「Xリポストキャンペーン」となる。
■古谷由宇(Simeji 日本運営責任者)コメント
今回、Simejiが大事な節目において、このようなチャレンジができることを大変嬉しく思います。これも、進化が著しいAIの発展あってのことです。一方で、我々がこの分野に乗り出すのは、業界の中ではむしろ遅いほうだと考えています。2017年にリリースした音声入力は、当時、著名な方々から「Simejiの音声入力は圧倒的だ」とご評価いただいておりました。しかし現在では、他社の音声入力ツールが日本に進出しており、本年2月にはSNSで話題になっておりました。しかし、これは「音声入力」という文化が徐々に日本に浸透しつつあるチャンスでもあります。
Simejiはこれまで「子供向け」「女性向け」というイメージを持たれることが多くありましたが、今後はそのイメージを払拭してまいります。ビジネスでも強い、シーンを選ばないSimejiへと進化します。
今年で18歳を迎えるSimejiは、文字通り子供から大人へと成人し、日本の皆様の成長とともに進化を遂げてまいります。入力方法は、今後さらに多様なものが生まれるかもしれません。その時々のニーズと課題を解決し、コミュニケーションをより円滑にサポートしていくことを目指してまいります。