交通系YouTuber・スーツ、東京駅舎内にある“高級ホテル”をレビュー 情報量の多い動画に視聴者感嘆
2026年5月9日、交通系YouTuberのスーツが自身のYouTubeチャンネルを更新。東京駅丸ノ内口に位置する「東京ステーションホテル」に宿泊する動画を公開した。
スーツが今回宿泊したのは、1915年に建てられた歴史的建造物・東京駅舎内にある「東京ステーションホテル」。2012年にリニューアルし、スモール・ラグジュアリー・ホテルズにも名を連ねる高級ホテルだ。今回は最も安いプランを選択し、1泊6万円ほどだったと説明。チェックインを済ませると、大理石の床やシャンデリアが輝くロビーラウンジを通り抜けて3階の客室へ。東京ステーションホテルは3階建てだが、横幅は340mほどあり、非常に長い廊下が印象的だ。宿泊する部屋は「3035号室」。天井高3メートル以上、シャンデリア、クイーンベッド、巨大な窓などを備えた室内を丁寧に紹介するスーツ。窓の向かい側は中央本線のホームだが、防音性能が高く電車の音はほぼ聞こえない。
「なぜ部屋がそれほど広くないのか」という疑問に対し、スーツは建設当時の背景を解説。1915年頃、外国人が東京を訪れても帝国ホテル以外に西洋式の宿泊施設がなかったことから、「ニューヨークやロンドンと同等のサービスを提供する拠点」として同ホテルが設計されたと説明。豪華さより「過不足のないサービスを提供するための空間」として作られたと、語っていた。
続いて2階へ向かい、クラシックな廊下や客室の区画を詳しく紹介。1階に降りると用事を済ませるために、昔ながらのルートである丸の内南口改札から駅構内へと入っていった。その後、東京駅に戻ってきたスーツは、丸の内北口から東京ステーションホテルを目指す。
宿泊者専用エントランスからホテル内に移動すると、2階へ。大正時代の図面を見ると、2階の中央部分の貴賓室が一番格の高い部屋であることがわかる。かつての貴賓室は現在2部屋に分割されており、1泊17万円ほどの部屋と1泊13万円ほどの部屋として販売されているそう。その後、外に出て部屋の作りの解説も丁寧にしていた。
その後は、ホテル内のドーム内部へ移動。八角形のドームには十二支のうち8匹の動物のレリーフが描かれており、残り4匹は佐賀県の武雄温泉に存在していると語った。写真で展示されている同ホテルの歴史を振り返りつつ、目指したのは東京駅地下のレストラン。かつて同ホテルの利用者が乗り込んだ特急「つばめ」の食堂車をイメージした空間で、夕食を体験していた。
その後は京葉線地下ホーム方面に足を延ばして、中央地下八重洲口を目指す。そこには、戦後に進駐軍が使用した旧3等待合室(現ロビーラウンジ)にかつて飾られていたRTOレリーフを発見。日本地図や富士山、横浜港などが英語つきで描かれた当時の痕跡を丁寧に読み解いていた。
翌朝は4階のレストランで朝食。チェックアウト後は特急「踊り子」のグリーン車に乗車し、かつての外国人旅行者が通っていたであろうルートを体感しつつ、桜木町駅で下車する。最後は、「早朝の新幹線に乗る前などの前泊として使ってみると味わい深い体験ができると思う」と締めくくった。
そんな同動画には「ただ贅沢三昧を見せつけるのではなく、ちゃんと社会科見学や歴史の勉強になってるのがいいですね」、「6万円が一番安い部屋に驚いた」、「いつか泊まりたいな憧れのホテル」などのコメントが寄せられていた。