ぶいすぽっ! 如月れんは“自分のペース”で歩みを続けたい 周囲への感謝とメンバー愛を語る

 3月21日・22日にかけて、有明アリーナで『VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE』が開催された。同イベントは、次世代Virtual esports Project・ぶいすぽっ!のメンバーたちが、招待されたライバルチームたちと『ストリートファイター6』『League of Legends』『VALORANT』の3タイトルで真剣勝負を繰り広げるというもの。

 今回、リアルサウンドテックでは『スト6』Day1のリーダーとして出場した如月れんにインタビュー。デビューから現在までの成長や、当日の試合を振り返っての感想、今後の夢について語ってもらった。

 プロフィールページには「ゲームはあまり得意でない」という一文がありながら、現在ではストリーマーでも有数の実力者として知られるようになった如月れん。回答から伝わってくるのは、努力家でメンバー思いな姿。そして驕らない謙虚さに溢れた人柄が見えてきた。(編集部)

『スト6』の上達は「環境に恵まれた」 コツコツ積み上げたJPが本番で華をひらく

——如月さんのぶいすぽっ!のプロフィールページには「ゲームはあまり得意でない」とありますが、いまや『スト6』の実力はぶいすぽっ!内どころか、ストリーマーのなかでもトップレベルまで成長されました。デビュー当時と比較して、心境の変化やゲームに対する向き合い方など、変化はありましたか?

如月れん(以下、如月):『スト6』の実力については、(甘結)もかを除いたほかのメンバーよりも始めた時期が早かったから、というのが大きいですね。私は器用にゲームをプレイできる方ではないので、「臨機応変に対応!」みたいなのが難しくて……。

 いろんな方に教えてもらったことを、自分のできる範囲で実践し続けて、頑張って身に着けてきました。ゲームに対する向き合い方はそんなに変わっていなくて、コーチやカスタムで戦ってくれる友だちなど、環境に恵まれたのが大きいですね。モチベ継続という意味でも、知り合いや友だちとカスタムをするのが一番です!

——本番でのへしこさんとの対戦をあらためて振り返ってみて、上手くプレイできたと思う部分や、これからの目標にしたい“頑張りポイント”があればぜひ教えてください。

如月:正直、「噛み合った!」みたいな箇所も勝因としては大きくて……。本当はストライク(※)にジャスパ(ジャストパリィ)が取れたら良かったんですけど、いっぱいいっぱいで全然取れませんでしたね。

 でも、コーチのKEI.Bさんがかなり「対へしこさん用」の人読みを用意してくれていて、それを実践できたのは良かったです。「これが通らなかったからこっちを試してみよう」という選択肢の取り方が試合中にできるようになったのは、コーチの教えのおかげだし、成長かなと思います。

(※キャノンストライク:へしこが使用していたキャラクター・キャミィの必殺技。空中から相手に急降下しながら攻撃する技で、スパイラルアローと並んでキャミィの代名詞となっている)

練習期間の振り返りと、当日ステージに立った心境 「マジでキツ〜〜〜!」

——公式練習期間の2週間を含め、チームメンバーの神成きゅぴさん、藍沢エマさん、蝶屋はなびさん、甘結もかさんとはどのようなコミュニケーションを取っていましたか? また、ご自身はどのような心境でこの期間を過ごしていましたか?

如月:チーム内で「定期的に集まろうか」という話も出ていたんですが、練習に集中したいという意見もあり、今回はチーム内のコミュニケーションよりコーチとの練習時間を多めに取りました。

 去年はもか・はなびの二人がデビューしてすぐだったので、メンバーで集まる機会も多めでしたが、今年はもう大丈夫だろうと思ったのもあります。ぶいすぽっ!運営とのやりとりはもちろん、コミュニケーションを円滑になるように運営とチームメンバーの間に入る場面もありましたが、基本的にはあとはお任せ~って感じでした。あんまりリーダー感はなかったですね。

 私自身の心境で言うと、去年もステージに立たせてもらったんですが、マジで「キツ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」って思ってました(笑)。毎回、心が何回か折れますね……。でも、今年は先輩の前で泣かなかったのでヨシ!とさせてください。

——如月さんは、ぶいすぽっ!のメンバーが集まる場では「まとめ役」的なポジションになることも多いですよね。ご自身としては、ぶいすぽっ!内での立ち位置をどのように認識されていますか?

如月:私自身は、ぶいすぽっ!の「怠惰担当」だと思っています。宿題を期間内に提出できたことがないし、一切配信せずにゲームのストーリーをクリアしちゃって、リスナーさんに「あ、またやったな!」なんて言われているくらいですから(笑)。

 MC役をやるのも、ほかの人が企画にガッツリ入った方が面白いからですし、私自身も自分がプレイヤーとして立ち回るより、一歩引いた位置で見れる方が好きなので助かっています。ぶいすぽっ!メンバーを名乗ってはいますが、誰よりも距離が近いファンみたいな感覚になることもありますね……(笑)。

 正直、自分ではかなり「ぶいすぽっ!」っぽくない人間だと思っているのですが、メンバーやファンの皆様が暖かく受け入れてくれて今があると思っています。

——イベントが一区切りついたばかりかと思いますが、今後の配信者としての目標についても教えてください。

如月:周年などで目標を聞かれるたびに毎回「(配信を)辞めないこと」と答えているので、今回もそれでお願いします! ぶいすぽっ!メンバーと一緒にいたおかげで、人生で経験すると思ってなかったことがたくさん経験できてうれしいです。これからも自分のペースで歩いていきます!

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如月れん(公式X公式YouTube公式Twitch

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