バイカー女性YouTuber、ホンダの二輪生産拠点に大興奮 名車の数々に声弾ませ「ヤバい!」
車やバイクで国内外を旅する女性YouTuberのこつぶが2025年12月13日、ホンダの二輪生産拠点を見学する動画を公開した。
こつぶは、愛車が「CBR250RR」「スーパーカブ110」「モンキー50cc」「N-VAN」「ハイエース」という5台のホンダ車を愛車とする女性YouTuber。これらのバイク・車で旅やキャンプを楽しむ様子を伝える動画が人気を集め、公式YouTubeチャンネル「こつぶちゃんねる」の登録者数は52.4万人を数える。
今回の動画でこつぶは「モンキー50cc」を積載した「N-VAN」で、国内最大級のホンダ二輪生産拠点である「ホンダ熊本製作所」にやってきた。同拠点は間もなく操業50周年を迎える。その記念に開催される従業員向けイベントにゲストとして招かれたという。
ホンダ党としては製作所内を見て回らないわけにはいかない。そこでイベントが始まるまでの時間を利用してこつぶが最初に向かったのは、2025年3月にオープンした新施設「ホンダ熊本ウェルカムパーク」だった。パーク内のミュージアムには「NSR250R SP」「VFR750R」「RC212V」「CB750Four」「CB1100R(1981年モデル)」「CB400Four(1974年モデル)」「ホークCB250T」など往年の名車が並び、「現代ではなかなかお目にかかれない。昔の名車がズラッとです」と声を弾ませる。
次に作業着に着替えたこつぶは工場へと足を運んだ。まずは従業員5名とのボルトの締め付け競争に挑戦。電動レンチで一生懸命ボルトをねじ込んでいくこつぶだったが、慣れない作業に悪戦苦闘。もらった10秒のハンデをあっという間に使い切り、横から聞こえてくる自分とは明らかに違う手慣れた作業音に「聞こえてくる音がちょっとおかしい!」「ヤバい!ヤバい!」と声を上げた。もちろん結果は最下位だった。
そしていよいよバイクの生産ラインを見学することに。ここからは自前のカメラによる撮影がNGとのことで、こつぶのナレーションが編集で後付けされたホンダ側のカメラで撮影した映像が紹介された。
エンジンの部品加工からバイクの最終組み立てまでを一貫して行えるのがホンダ熊本製作所の特長だ。こつぶは「『わ~、すごいなぁ』と思いながらキョロキョロ見てラインの端から端までのんびり歩いていたら、いつの間にか知ってるバイクの形がビシャっとでき上がっていてびっくりします」と感想を述べた。
さらに、完成した車体の検査工程では特別にこつぶの「CBR250RR」を使用。走行性能のチェックでは普段はなかなか出さないスピードや音が聞けたため「迫力があって面白かったです」と振り返った。続いて見学したエンジンの組み立て工程では、「作業員さんの素晴らしい組付き手さばきはもちろん、より早く正確に組付けていくための仕組みも整えられていて改めてすごいなと思いました」と舌を巻いた。製作所は世界中のホンダ工場に技術を伝えるマザー工場としての役割を担う。こつぶは「こうした技術や現場の雰囲気を間近で見られて、とっても貴重な経験でした」と、愛車の製造工程が見られた喜びを伝えていた。
本動画に対し、コメント欄には「ホンダ好きにはたまらない内容」「見学に行って見たい」「うちの子もここで生まれたんかなあ」などの声が寄せられている。