【連載:「十束おとはの『テック・ファウンダー』」(第34回)】

「平成女児」の十束おとはがシルバニアファミリー新作に大興奮! 『東京おもちゃショー2025』レポート

 みなさん、こんにちは! 十束おとはです。

 突然ですが、「キダルト」という言葉を知っていますか? 子ども(kid)と大人(adult)を組み合わせた造語で「子ども心を持ち続ける大人」という意味だそうです。大人になっても、アニメ・漫画・ゲーム・フィギュア・プラモデルなどのコンテンツを楽しんでいる人を指すそうなのですが……あれ、私のことかな……?

 少子化にも関わらずおもちゃ市場は何年拡大が続いているようで、その成長を支えている一つの要素が“キダルト需要”なのだそう。

 さらに近年では「平成女児」や「平成レトロ」、最近SNSのトレンドでもある「平成一桁○○」などのブームに合わせ、平成感のある懐かしいおもちゃも多く登場。まさに平成一桁生まれである私も、財布の紐が緩む日々を送っています。

 今回はそんな私の心もわくわくする『東京おもちゃショー2025』が東京ビックサイトにて開催されていたので、キダルトの1人として遊びに行ってきました!

 全てを紹介したい気持ちは山々ですが、今回は私の心に深く刺さったおもちゃたちを紹介します。

 まずは、セガ フェイブのブースへ。

 インスタントカメラのような可愛いカメラでかんたんかわいいモノクロ写真が撮れる『PRINT CAMERA プリカ』を体験しました。

 その場でかんたんに撮影でき、すぐに印刷できるそうなのですが、注目ポイントはフレームの豊富さと可愛さ。かつてゲームセンターで撮った、あのプリントカメラのようなフレームがなんと60種類以上! カメラをくるっと回してインカメにできたり、リングライトが搭載されているのは、今っぽくて嬉しいポイントですよね。

 せっかくなので私も体験させていただくことに。

 リングライトがあるので顔が暗くならずに盛れるのが嬉しいなぁ、と思っていたらわずか数秒で印刷されました。

 モノクロなのが、レトロで可愛いですね。紙素材なので、ペンでデコるのがおすすめだそう。

 1枚4円でできるというのもお財布に優しくて、嬉しいポイント。インスタントカメラも可愛いですがフィルムの値段が年々高騰しているので、枚数を気にせず気軽に撮れるプリカは今後も需要が拡大しそうです。

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