『今日好き ドンタン編』しょうせらカップルインタビュー 今だから明かす“フライング告白の裏側”

 現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。10月7日にオンエアされた『ドンタン編』最終話では、しょう(角田翔)×せいら(土屋惺来)の“しょうせら”カップルが新たに誕生した。

 しょうは『ホアヒン編』、せいらは『プサン編』と、お互いに今年前半、一度目の旅を想い半ばで終えたメンバー同士。せいらは今回の旅に参加する以前からしょうを意識し、初日から猛アピールするも、肝心の彼の方はせいらの積極的な姿が『ホアヒン編』での自身と重なり、むしろ彼女の逃げ道を作ろうと配慮。それだけに、まさか最後に結ばれると思える展開ではなかった。しょうの心変わりのきっかけも気になるが、なによりグループ行動での選択。そしてお互いの趣味に対する考え方など、カップルとして向き合うことのふたつの大切さを改めて教えられるインタビューとなった。(一条皓太)

「ならもう、“待つ必要なんてねぇだろ”って」(しょう)

ーーまずは、せいらさんにお聞きします。人生初彼氏、調子どうですか?

しょうせら

せいら:いや、本当にうれしいっ! ハッピー! 本当にハッピーです!

ーーものすごい喜びようで(笑)。お付き合いを始めて、しょうさんのギャップなども見つかりましたか?

せいら:想像以上に大人な気がします。それこそ、しょうくんが『ホアヒン編』に参加していた頃は、“ずっと明るい子なのかも?”なんて感じていたくらいで。まぁなんたって、私より年上ですからね。

しょう:そうなんです、年上ですから。

ーー今度は、そんなしょうさんに質問です。旅の初日、ランチの際にせいらさんから初2ショットに誘われました。が、「ちょっと待って、もうちょっとだけ食べさせて」と、オンエアにして1分弱の“お預け”をする場面も。そのときの本心を聞かせてください。

しょう:本当に本当の理由でいいですか?

ーー本当に本当の理由でお願いします。

しょう:単純に、おなか空いてました(笑)。決して、ほかの女の子と話したかったわけではなく。ただ、せいらちゃんとの2ショットが終わってから、まだごはんを食べられる時間が残されているのか心配だったんです。ランチの後、午後からますます頑張るためにも、ここで力を付けておくしかないと考えて、少し待たせてしまいました。

せいら:私は内心、“まだかな?”って思いながらも、“OK、大丈夫”って落ち着いていたから。その後、ちゃんと2ショットできたし!

ーーなるほど。この2ショットでは、まだ出会って間もないながらも「この気持ちは変わることないです」と、せいらさんから“ほぼ告白”に近い宣言がなされました。しょうさんはこのとき、『ホアヒン編』でのご自身を思い出してしまい、複雑な表情を見せていましたね。

しょう:やっぱり、なんか頭にチラつきますよね(笑)。せいらちゃんが積極的に気持ちを伝えてくれたのはうれしい一方、もし僕が思うような男子じゃなかった場合の心配をしてしまう自分がいて。

ーーとはいえ今回、めでたく結ばれたことで、過去の自分を少しは認められるようになったのでは?

しょう:上手く表現できないですけど、“自分なりに成長はできたのかな?”とは感じています。

せいら:オンエアを観て、しょうくんってこんなに相手のことを考えられる、本当に優しい子なんだなって実感したよ。

しょう:ありがとう。

ーーただ、まだ初日の時点では、しょうさんが振り向く気配はほとんどなく。今回の旅で、気持ちが切り替わったターニングポイントについて教えてください。

しょう:2日目のグループ行動で、一緒にマリンバイクに乗ったときですね。後ろに乗せたせいらちゃんと話しているうちに、とても居心地の良さを感じて。これから先、この子と過ごせば、絶対に幸せになれるって思えてきたんです。僕は今回、気になる人との相性や内面を真剣に探っていて、かなちゃん(のだかな)とじゅりなちゃん(はなさきじゅりな)を含めた3人の女の子で悩みながらも、マリンバイクの時間に急にうわっ、きたぞ! ってなにかが降ってきたんですよね。

ーー具体的に“刺さった”会話があったとか?

しょう:というより、空気感? 僕自身、人と話すのが好きで、会話を続けようと思えばいくらでも続けられるんですけど、逆にそうせずともお互いに自然体でいられるのが素敵だなと。それに気づいた瞬間、せいらちゃんのことを一気に意識しちゃいました。

せいら:その感覚、すごくよくわかる!

ーーもし、別グループの方に参加していたら、マリンバイクのような形で会話もしなかったわけですし、今回の結果も異なっていたかもしれませんね。改めて、グループ行動での動きの大切さが印象付けられたシーズンでした。そして最終日には、“最後のアピールタイム”でまさかのフライング告白が。

せいら:本当に。もういきなりすぎてビックリ!(笑) しょうくんから「ちょっと待って」って言われた瞬間、頭のなかでいろいろな想像が巡っちゃって、「え、なになになに?」って考えが追いつかなかった。そうしたら、まさか……!

しょう:せいらちゃん、すっごく驚いてたよね(笑)。僕自身の気持ちは固まっていたし、なにより、せいらちゃんは初日からずっと気持ちを伝え続けてくれていて。そんな子を待たせるのも悪いじゃないですか。ならもう、“待つ必要なんてねぇだろ”って。

せいら:たしかに!

しょう:まぁ単に、僕が少しでも早く気持ちを伝えたかったから……だけど、ごめんなさい。

せいら:あはははっ(笑)。

ーー最後にカマすことを忘れない漢気。しょうさんらしさ溢れる告白でした。

せいら:私もそう思いました。しょうくん、さすがです!

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