『今日好き ドンタン編』3話ーー人気女子メンバー「隣が私でありますように」願いは叶う?

まほこ、恋のライバルから拾ったアピールのヒント「“ポイントもらえたじゃん”みたいな」

 今回最もポジティブ溢れていたのが、まほこの2ショット。現状、ゆうすけと相思相愛ではあるのだが、まだ探り探りな様子のふたり。とはいえ彼に対しと、“おスネ”のシグナルを軽口程度に伝えられたり、かなのミサンガに気づいた際もさりげなく、かつあざとめに言及したりと、こうした部分がまほこの愛されポイント。ちなみに昨晩、自身で前髪を切り揃えてきたとのこと。『今日好き』ではこれまで、夜の間に髪を切るメンバーがそのうち現れるのでは、と噂されてきたが、まほこがその一番手を切った。

 そんな彼女が最も輝いたのが、ライバルにはできない自分なりのアピール方法を考えようと、前向きな姿勢を示した場面。ゆうすけは初日、まほこに対して、かなから一途に想いを伝えられていると言及。通常であれば、言われた側は多少なりとも凹むものだが、まほこは違う。「“ポイントもらえたじゃん”みたいな。どうやったら好きになってもらえるかを手に入れられたなって」と、その言葉通り、ポジティブな機会として受け取ったようだ。

 “おこぼれ”とはまた意味が少々異なるが、意中の相手がライバルに向ける視線さえ、見え方によってはチャンスに変わる。さらにこの後、前述のかなのミサンガについても、自身は作れないが、そのぶん自分なりのアピール方法を考えてみると、こちらも前向きに脳内変換をしていた。

 本人にとってこそ悩みのタネのようだが、周囲からの“あざとい”というイメージに反して、付き合った際に遠距離恋愛になることや、価値観のすり合わせを事前にしておきたいと申し出るなど、しっかりと落ち着いた考えの持ち主である、まほこ。ピンチはチャンス! そんな言葉はまるで、ポジティブな彼女のために生まれたものだとさえ感じられるワンシーンだった。

『今日好き』にはポジティブが溢れているーーしょう&こおの優しい“想像力”に感じたもの

 そのほか、かな&まほこ以外にもポジティブ溢れるメンバーが。たとえば、しょうはモーニング前、せいら(土屋惺来)から約束されていた、自作のビーズアクセサリーをプレゼントされる。昨日のショッピングタイムの際、せいらがしょうを「会いたいな〜」と思い浮かべながら購入したキーホルダーが添えられているほか、ビーズ部分はブレスレットにも。

 そんなこだわりのアイテムを受け取った後、しょうがインタビューで口にしていた“寝る時間を削って作ってくれた”という言葉が印象的だった。単純に物そのものでなく、その背景にある時間や、自身を大切にしてくれる人の想いと、思いやり。心の深い部分まで、優しい想像力を働かせられる、しょう。なんともポジティブ。

 また、詳細こそ次週オンエアにて触れるのだが、2日目午後のグループ行動にて、好意を寄せるめいあ(川野明愛)と離れ離れになることが決まった、こお(飯沼虎王)も。グループ分けの決定前、彼はめいあと一緒に行動できずとも、自身が選んだ“子ライオンと触れ合う”のプログラムで、彼女のぶんまで楽しむのは言わずもがな。めいあが大好きな動物の写真を撮影しておき、後から共有できるようにしておきたいという想像力、そして心遣いさえ見せていた。自身の恋を優先して動かないなんて。“優男”どころの騒ぎじゃない。こちらも言わずもがな、ポジティブ!

 TikTokを開けば、“ポジティブが足りない!”なんて声も聞こえてきそうな昨今。今回の『今日好き』には、世界中に分けたいほど、たくさんのポジティブが溢れまくっていた。

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