青汁王子、“内装2億円超”の高級マンションと別れ 新居は家賃9万円も「いまの方が幸せ」

 “青汁王子”こと実業家の三崎優太氏が、かつて暮らした超高級マンション通称“青汁ヒルズ”の内装や設備を自身のYouTubeで公開した。

 三崎氏は2024年8月18日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、日経平均株価大暴落の影響を受け、信用取引で巨額の損失を被った結果、9月末には個人資産がマイナス3億1000万円になる見込みだと明かした。また9月中旬には、青汁ヒルズから原状回復費用8000万円を工面した上で退去し、新たな住まいとして1DKの住居を35年ローンで購入したと伝えている。この新居は家賃にすると9万円程度で、住宅ローンだと月の支払いが6万円弱で済むという。

 2024年9月22日に公開した「青汁ヒルズについて新たな進展がありました。」と題した動画では、青汁ヒルズを退去するにあたり、約2億円かけて作り上げたという内装や室内設備を紹介していくことになった。

 動画でも度々登場した室内テラス付きのリビングから始まり、様々なファッションアイテムが格納されたウォークインクローゼット、キングサイズのベッドが鎮座するベッドルーム、ライブ配信を行う時に利用していた書斎と、2年間暮らした思い出の詰まった自宅を巡る三崎氏。

 さらには、ホテルライクなバスルームに加えて、「二日酔いの時によくここで寝て治していた」という岩盤浴室に、サウナ室、果ては水素カプセルルームへも案内し、長らく行動を共にするスタッフたちからも「こんな部屋もあったんですか!?」と驚きの声が飛んだ。

 なお三崎氏によれば、青汁ヒルズでは2部屋分の賃貸契約をしていたという。かつては家賃月1700万円弱をかけて一棟まるまる契約し、出資している会社社長や関係者を住まわせるなどして賑わっていたものの、後に皆退去し、現在は三崎氏だけが取り残された格好となったようだ。

 そんな二部屋借りたうちのもう一部屋には、トレーニングジム、BAR、ゲストハウスなどが設けられており、どちらかといえば来客をもてなすための造りとなっていた。このほか、芝生を敷き詰めてBBQなどに使用していた屋上にも、部屋とは別で家賃を払っていたという。

 ちなみに三崎氏曰く、青汁ヒルズは2年間の定期借家契約で借りていたという。しかし今年の春、BARの内装工事を物件の管理会社に許可なく行ったところひと悶着あり、家賃を更新する際に「めちゃくちゃ(家賃を)上げられた」とのこと。さらに、共用部分であるマンションの廊下についた傷なども直すようにと通達があったという。これらの出来事により、オーナーへの不信感を募らせれた結果、これまでに内装費用として2億円を投じ、家賃に8億円ほどを支払った住まいの解約を決断したそうだ。

 こうして家賃1700万円の超高級マンションから退き、家賃9万円のアパートに引っ越すことになった三崎氏。現在の生活について、「今は隣の家のドアの開閉音やピンポンの音が、自室まで鳴り響くような家で暮らしています。でも、実は今の方が幸せだったりします。人間って不思議なものですね」と、Xにて投稿していた。

 しかし、今後経営者として復活し「いつか賃貸じゃなくて借りるんじゃなくて自分が所有した上で、“青汁ヒルズReborn”を作りたいですね」と野望を語っていた。

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