JBLから新型TWSやゲーミングヘッドセット2モデルがお目見え 75年以上の製品開発で培ったノウハウを投入した優れモノ

 ハーマンインターナショナルは、JBLのゲーミングデバイス「Quantum」シリーズの新製品『Quantum 50C』と『Quantum 100M2』を9月26日に発売する。

 昨今は、eスポーツやスマホアプリ、ゲーム実況配信者数の増加など、日常的にゲームに触れる機会が増えている。そのゲームの世界は、使用する機器によって勝敗が大きく左右されることも多く、ヘッドセットはゲームプレーヤーの耳と声を司る重要なアイテムのひとつになっている。

右側が、今回発表された有線タイプのゲーミングイヤホン『Quantum 50C』(ブラック)。

 

独自のゲーミング用音響技術「QuantumSOUND」も搭載

 JBLの「Quantum」シリーズには、より精度の高いゲームプレーを可能にするために、75年以上の音楽制作現場や映画館向けの製品開発で培ったノウハウが惜しみなく投入されている。さらにゲーミング用音響技術の「QuantumSOUND」を独自に開発・搭載した。

 今回登場した有線イヤホンの『Quantum 50C』は、ハイレゾ対応モデルで、UBS Type-Cと3.5mm接続を脱着式のアダプターで選択できる点が特長だ。また高い没入感を再現する「QuantumSURROUND」も搭載されている。

 もうひとつのヘッドセット『Quantum 100M2』は、メッシュ素材の交換可能なイヤーパッド(メモリーフォームスポンジ製)を採用し、長時間の着用でも苦にならないモデルとなっている。本体も約220gの軽量設計がなされている。

オーバーイヤータイプのヘッドセット『Quantum 100M2』は、3.5mmコネクターで接続する仕様。ボイズフォーカスブームマイクは着脱式になっている。

完全ワイヤレスイヤホンのトップモデル『TOUR PRO 3』も!

 会場の入口には、参考出品の完全ワイヤレスイヤホン『TOUR PRO 3』の大型オブジェがディスプレイされていた。昨年発売された『TOUR POR 2』の後継機で、高域用にBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーを使った2ウェイモデルとのこと。これはJBLの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてになるそうだ。

 Bluetoothコーデックは、ハイレゾ信号が伝送できるLDACを搭載。これは今年6月に発売された『LIVE BEAM 3』に続いてのことで、それだけJBLの完全ワイヤレスイヤホンでいい音を楽しみたいというニーズが多いのだろう。その他、Amazon Musicなどで配信されている空間オーディオの再生も楽しめるそうだ。

会場入口に展示されていた『TOUR PRO 3』の大型オブジェ。イヤホン部分も取り外せるなど、本物そっくりに作り込まれていた。

●商品情報

商品名:有線ゲーミングイヤホン
型名:『Quantum 50C』
発売日:9月26日
価格:オープン価格※JBLオンラインストア販売価格4950円(税込)

商品名:有線オーバーイヤーゲーミングヘッドセット
型名:『Quantum 100M2』
発売日:9月26日
価格:オープン価格※JBLオンラインストア販売価格6050円(税込)
https://jp.jbl.com

JBLによる「初のAVアンプ」を見た! シンプルかつ直感的な操作性と親しみやすい白いデザインは“エントリー”にもピッタリ

JBL初のAVアンプ「MA9100HP」と「MA710」が発表され、白を基調とした「ラテ」仕様の本体カラーが特徴である。これはモ…

関連記事