一時は不満爆発でチームに亀裂 “AKB48になれなかった”アイドル候補生がメンバーと和解 『Dark Idol』15・16話

 アイドルフェスへの出演とその反響を元に行われるバトルの結果、勝ち残った10名と、視聴者投票で選ばれた敗者復活組5名の合計15名が参加している合宿編。

 COOLチームとCUTEチームに別れて行われた練習は非常に厳しいもので、練習生たちは時に涙を流し、寝る間も惜しんで練習に励んでみせた。

 そんななか、前回行なわれた中間審査では、まさかのCUTEチームがトレーナー陣から強く批判されることに。CUTEチームのメイントレーナーを務めたイ・ガヒは「覚えてないのに、なぜ寝る?」「努力が足りていない」と直接的に練習生たちを叱咤した。

 一方、COOLチームは、これまで厳しく指導してきたリュ・ソラからもポジティブなコメント。1位から8位までの通過ゾーンにCOOLチームのメンバーが6名ランクインする中、練習生たちは最終審査に向けて再び練習へと戻った。

 そんななか、BTSやIZ*ONEなどの数多くのスターを輩出してきたアイドル育成アカデミーのCEOカン・ドゥグが「チームワークを鍛えるトレーニング」を提案。そこで練習生たちは、輪になって座り、手を取り合って誰にも言えなかったことを打ち明けるというトレーニングを行った。

 そこで村上悠莉亜は親や祖父母から暴力を受け、「死んでほしい」という言葉を浴びせられていた過去を涙ながらに告白。あまりにも直接的かつ痛々しい告白に、練習生たちは表情を歪ませた。

 また、アイドルフェスでの練習中にほかの練習生と揉めた木下真佑は「自分には自己中心的な一面がある」と告白。その性格を治すために、今回の合宿では練習生のいいところを見つけてメモするようにしているということを打ち明けた。これには、アイドルフェスに向けて同じチームで活躍していたメンバーも「そんな真佑ちゃんに出会いたかった」とポジティブな反応。一時期は冷え切っていた関係性とは思えない、仲睦まじい姿は微笑ましい瞬間だった。

 このトレーニングについて、Nizi Project参加者の谷屋杏香は「そんなことする暇があるなら練習をしたいんだけど、と最初は思っていたんですけど、みんなのバックボーンを知れるとリスペクトが高まったな」と思いましたと笑顔でコメント。ほかの練習生たちも「本番に向けて、チームワークが高まった」という意のポジティブな反応を示した。

 その後、自主練習や最終レッスンを経て、ステージのようなセットの中で練習生たちはパフォーマンスを披露。どちらのグループも、合宿初日からは大きくステップアップしたスキルとステージングでトレーナーたちを感動させた。

 その結果、1位を獲得したのは谷屋。続けて、高身長がコンプレックスでラップパートに苦戦した橋本萌花、舞台での経験が豊富な前垣さら、メインダンサーを勝ち取った大鷹りか、貪欲に改善点を質問しスキルアップしていった木下、2日間ずっと脱落ゾーンにいた一条カオリ、アイドル経験者の元キャバクラ嬢星野、合宿初日の審査では1位を獲得するもギリギリでランクインした深山奈優、ダンスもボーカルも未経験の石川侑依が選考を突破。いよいよ迎える最終審査へとコマを進めることになった。

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