『今日好き 夏休み編2024』4話ーー気まずい状況…“四角関係”の男女が同じグループに

暗雲立ちこめる3日目のグループ分け 『夏休み編2024』4話の概要を振り返る

 前回の3話終盤にて予告されてしまった、最終予告を前にして5名ものメンバーが旅を終えるという衝撃情報。気になる5名のうち、カップル成立/リタイアの内訳はもちろん未知数なわけだが、今週はまだ嵐の前の静けさ……といいつつ、画面越しでも時折、彼らの間に漂う気まずさが妙に伝わってきてしまうオンエアとなった。

 3日目の旅程は次の通り。昼の時間帯は、3組に分かれてのグループ行動に。まずは、ふたりきりで行く、オーストラリア・ケアンズ最大級の水族館デート。続いて、ショッピング&セスナ飛行機で見る世界最大の珊瑚礁・グレートバリアリーフツアーと、ケアンズ人気No.1観光スポット・グリーン島での海水浴も候補として発表された。

 水族館デートは、男子同士でのビリヤード対決の勝者のみに権利が与えられ、残り2組は自分たちでグループ分けを話し合ってよいとのこと。どれを選んでも魅力的な選択肢ながら、オーストラリアに来たからには、透明感あるエメラルドグリーンの世界・グレートバリアリーフは、なんとしても拝んでおきたいところ(とはいえ後からわかったこととして、最後のグリーン島組もちゃっかり、グレートバリアリーフを満喫していたのだが。船での移動中には、T.M.Revolution「HOT LIMIT」を熱唱して楽しんでいたくらいだし)。

“気まずさ”の数珠繋ぎーーじゅま&けんたろう&ゆう&みあの“四角関係”が同じグループに

 結果を先に記すと、ビリヤード対決の勝者は、こうき(高橋紅輝)。フィールドに置かれたボールを誰が最初に落とせるのか、ひとり一打で順番に挑戦するなか、2ターン目(全体での9打目)でこうきが沈めてみせた。さすが、男子の“カッコいい”を見せたい勝負の場面は、欠かさず結果をかっさらっていく人物である。デート相手に指名したのはもちろん、その(平松想乃)。そのほかのメンバーは話し合いの末、それぞれ次のグループに。

<セスナ組>
じゅま(坂本ジェルー寿真)、けんたろう(中村健太朗)、みあ(藤田みあ)、ゆう(早坂ゆう)

<グリーン島組>
りゅうじん(那須川龍心)、せな(黒木聖那)、りあ(米澤りあ)、りのん(多田梨音)、じゅり(榊原樹里)

 さらりとメンバーの名前を並べてしまったのだが、このグループ分けこそ、今週の『今日好き』で妙な気まずさを感じた理由の大部分。まずセスナ組は、けんたろうを追いかけるゆうとみあ、そんなゆうにアプローチを続けるじゅまという、数珠繋ぎでの“四角関係”が繰り広げられているわけである。特に、じゅまがゆうを同じグループに誘った際、みあが自身を意識していると知ったうえで、けんたろうとも話したいから、付いてきてほしいと提案。じゅま、みあの微妙な心持ちは、言わずもがな。

 また昨晩、りゅうじんから事実上、フラれてしまったりあ。だが、四角関係のセスナ組が放つ空気を読んで、りゅうじんは彼女と同じ離島組をチョイス(結果的に、りゅうじん&りあペアは、ビーチでサングラスを掛けてパーティ感ある記念撮影をし、周囲を笑わせて空気を和ませるなど、もう“友だち”としての付き合いを始めたことが見受けられたわけだが)。むしろ心配になったのは、じゅまへの告白を昨日時点で宣言していたはずのじゅり。この場面で選ぶはセスナ組しかないと思われたが、まさかのグリーン島組に参加である。

 彼女曰く、もはや同じグループで会話をするのが逆に辛い状況とのこと。先ほどのグループ分けにて、自身の希望は示さなかったが、場の流れで自然と「離れられたって感じ」と、やや安堵を覚えたようだ。本人にこそ伝えていないが、じゅまの恋も「そこはもう、頑張ってほしいなって」と、今回の旅も諦めムードか。こんなにかわいいのに……。

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