佐久間宣行が見出した純粋すぎる“逸材”？　ドッキリで号泣するグラドル・森脇梨々夏に注目集まる

　大喜利の逸材として注目を浴びた福留光帆や、ドッキリの対応で想像以上の対応力を見せたアイドル・姫野ひなのなど、女性タレントの意外な才能や一面をたびたび発掘するのが、YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」だ。

　今回紹介するのは、同じく「佐久間宣行のNOBROCK TV」で世間の注目を集めたタレント・森脇梨々夏。森脇は『恋する♥週末ホームステイ 2020 November』（ABEMA）に出演。現在はタレント業やグラビアなど、幅広く活躍している。

　チャンネルでは3度にわたりドッキリを仕掛けられているのだが、そのいずれも“ピュアすぎる”性格から話題沸騰。「ドッキリでも可哀そう」と思わず視聴者も心配するほどの人の良さを見せている。

　1本目のドッキリは2023年8月16日に投稿された「【名作誕生】オードリー春日が裏では金でしか動かない超ドケチだけど、実は秘めたる想いがあってドケチだったら…？」という動画だ。

　仕掛け人は春日俊彰（オードリー）。春日は実は超ケチな性格でスタッフに無茶な請求をするのだが、その背景には以前住んでいたアパートの取り壊しを防ぐためという設定のドッキリだ。スタッフ役がブチ切れ春日が土下座をしようとする際も、泣きながら「したらあかん絶対」「大丈夫ですか」と声をかけ、どこまでも純粋で優しい性格を見せた。

　その1か月後、タレントのイジリー岡田が仕掛け人となり新たなドッキリに参加。今回の撮影でイジリーから「エロ仕事は引退する」「母親が見に来ているから嫌がらないで欲しい」と森脇に伝えたうえで、どんな反応をするのかというものだ。一方森脇は、スタッフからは嫌がって欲しいというタレントとしての立ち回りを指示される。

　しかし森脇はスタッフの指示がありながらも「見たことあったから嬉しいです」「嫌じゃないです」とコメント。さらにスタッフに別の方向性の提案をするなど、タレントという立場を超えて、相手を思いやる人柄を見せた。1本目のドッキリでもそうだが、タレントとしての自身を優先するのではなく、大事なことを貫く強さも持ち合わせている。

　そして約半年後、3回目のドッキリの仕掛け人はお笑いコンビのかが屋。ドッキリの内容は、コンプライアンス違反を繰り返す2人に注意できるのか？　というものだ。漫画アプリの広告という案件にも関わらず加賀は料金を支払わない方法などを語り、相方の賀屋にも酷い発言を繰り返す。

　そんな加賀に「賀屋さんがかわいそすぎます」「好きだったからこそ悲しい」と、森脇はついに涙を流してしまった。これには佐久間も「泣いたうえに意見もするいい子」とコメント。悪役を演じていた加賀も「胸が痛い」と想像以上のピュアさに動揺を見せた。

　毎度その性格の良さから佐久間に「騙されてるのでは？」と、心配されるカットから始まる森脇のドッキリ動画。よくも悪くもドッキリのターゲットとしては最高の結果を残してくれるのだが、見ているこちらも芸能界で生きていけるのか心配してしまうほどの心の綺麗さだ。このままの性格でいて欲しいと思いつつ、森脇の今後の成長から目が離せない。同時に、視聴者をそんな気持ちにさせる「佐久間宣行のNOBROCK TV」の面白さや目の付け所にも期待をしてしまう。次は誰のどんな一面を見せてくれるのだろうか？